2001年7月26日 (木)

牧阿佐美バレヱ団 創立45周年『デューク・エリントン・バレエ』

2001年7月26日(木) 新国立劇場 オペラ劇場
*ローラン・プティ振付による世界初演

仕事柄(ジャズ関係の音楽事務所で働いています)ジャズが日常にあるため、かなり片寄った厳しい見方をしてしまうかも知れませんが、結論から言えば、そこにジャズは感じられなかったです。エリントンのお馴染みのナンバーが流れていても、それは全然エリントンには聞こえなかったです。

全員で「スウィングしなけりゃ意味ないね」と歌い踊りながら、肝心のダンサーたちが全然スウィングしてないじゃん。そういう基本的なことはちゃんと教えようよ(泣)。
本当にこれでよかったのですか? >プティ

……いや、まぁ、その、たぶん、普通のバレエ・ファンの方たちは、「たまにはこういうのもいいわねぇ」「そうよねぇ」なんて会話とともに楽しまれたのかも知れませんが(思いっきり想像入っています)、でも、これを観てジャズやエリントンに興味を持った人います? 残念ながら、そこまでの迫力は感じられなかったっすよ、私には。

確かに、ダンサーそれぞれの個性はよく引き出していました。ある種の顔見世興業としては成功でしょう。そして、ワタクシ的には、菊地研というダンサーに出会えた公演として、長く記憶されることと思います。

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