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2006年8月31日 (木)

Kバレエカンパニーは仕事が速い

リンク: 熊川哲也 K-BALLET COMPANY OFFICIAL SITE【パフォーマンス情報】.

吉田都 移籍記者会見 NEW
8月31日、東京全日空ホテルにて、吉田都 移籍記者会見が行われました。
それぞれ両名からの挨拶がござました。

吉田都さんの移籍記者会見の様子がさっそくupされています。それにしても若いっすね、都さん。

もしかして、エビちゃんあたりを意識しているンでしょうか?>巻き髪

昨日の続きで『幻遊伝』の感想を書こうと思ったけど、今月中にミステリの感想をupしておきたかったので、そちらを優先。ぢつは、予想以上にグズグズな映画で、感想を書くほどでもないような。週末、時間があったら書くかも。
ってことで、サイトトップからどうぞ〜。

◎本日の読書
 『煤煙』北方謙三

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2006年8月30日 (水)

Everybody's Talkin'

PARCO劇場『噂の男』を観る。
9階でエレベーターを降りると、何か喋っている声が聞こえる。なるほど。客入れのBGMは漫才ですか。影アナとか、劇場スタッフによる「携帯電話云々」のお願いとか、いつもの手続きが終わると、映画『真夜中のカーボーイ』の主題歌《Everybody's Talkin'(うわさの男)》が流れ、舞台が始まる。

大阪にある宝田興行の持ち小屋・宝田グランド劇場。昭和の匂いがプンプンする、古びた演芸場の舞台裏。ハの字型の装置の、上手に奈落の入り口、一段高いところに掃除用具入れとホワイエに通じるドア、中央の階段を上がると舞台袖、下手にボイラー室入口。
休憩もなければ舞台転換もない2時間半……って、終わってビックリ! そんなに長かったンだ。いや、時間を感じさせない面白さ。

芸人のバックステージを描いた作品なんだけど、その制作過程がユニーク。福島三郎が書いた脚本を、演出のケラリーノ・サンドロヴィッチと5人の役者(最終的に、登場人物はふたり増えた)が、稽古場で「あーでもない、こーでもない」と、削ったり足したりこねくり回したりしたそうな。

登場人物がみんな腹に一物あるというか、全然、見た目通りじゃなくて、しかも、彼らの“いやーな感じ”の表出の仕方が巧いンだわ。いきなりズドンとくることもあれば、じわじわと滲み出てきたり。ンで、芸人同士の嫉妬や足の引っ張り合いは、過去と現在を行き来しながら、劇場支配人やボイラー技師の愛憎もたっぷり注入されて、どうにもならないカタストロフィへと突き進んでいく。
なんつーか、悪意が必ず暴力行為に繋がるとか、“いやーな話”なんだけど笑えるとか、出てくる奴がどいつもこいつも激安とか、ちょっと戸梶圭太の小説にも通じるような。

好きです。私は大好きです、こういう芝居。

役者もいいっすね。漫才コンビ・中川家の台本で実際に漫才を演じる橋本じゅん&さとし、本当に「笑顔ひとつで喜怒哀楽を表現する」堺雅人、豹変ぶりも鮮やかな八嶋智人、殿様姿も素敵な山内圭哉、パンチのある助っ人の猪岐英人と水野顕子。いやいや、満足満足。
毎度のことながら、映像処理が洗練されている。

ってことで、本日観たチェン・イーウェン脚本・監督『幻遊伝』については、また明日。

◎本日の読書
 『煤煙』北方謙三

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2006年8月29日 (火)

PARCO presents『噂の男』

2006年8月29日(火) PARCO劇場

[作]福島三郎 [潤色・演出]ケラリーノ・サンドロヴィッチ
[美術]小松信雄 [照明]関口裕二 [音響]水越桂一 [衣裳]前田文子
[音楽]ケラ&ザ・シンセサイザーズ [漫才台本]中川家

続きを読む "PARCO presents『噂の男』"

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『THE DEPARTED』の予告編

今朝のCX『めざましテレビ』でアンドリュー・ラウ&アラン・マック監督『インファナル・アフェア』のリメイク版、マーティン・スコセッシ監督『THE DEPARTED』の予告編を観る。
ワーナー・ブラザース映画 | 近日公開予定作品によると、トニー・レオンが演じた潜入捜査官をレオナルド・ディカプリオ、アンディ・ラウが演じた潜入マフィアをマット・デイモン、エリック・ツァンが演じたマフィアのボスをジャック・ニコルソンってなキャスティング。他に、マーク・ウォールバーグ、マーティン・シーンの名前も載っている。
Official Siteを覗くと、あら、ここでも予告編が観られるのね。どうやら秋生さんが演じたウォン警視はマーティン・シーンのような。うわっ、降ってくる。ビルの屋上からやっぱ降ってくる。しかも、こちらは落下途中を見せちゃっている。オリジナルはいきなり車の上にぐゎしゃと落ちてくるから衝撃的だったのに。ま、オリジナルをまんま再現されても、それはそれでイヤだけどさ。
スコセッシ監督、「インファナル・アフェア」を語る | エキサイト:シネマ(映画)によると、スコセッシ監督はオリジナルをまだ観ていないそうな。ふーん。

そう言えば、昨日は佐々部清監督『出口のない海』の完成披露試写会@歌舞伎座だったのよね。市川海老蔵、歌舞伎座で豪華試写会! 香川照之も涙とか、海老蔵、歌舞伎座映画デビュー日。安倍長官来場で大あらわとか、goo 動画ニュースとか。私は仕事があったので、試写会の申し込みすらしませんでした。ちえっ。
香川照之の「海老蔵さんのおかげで、40歳にして初めて歌舞伎座の舞台に立てました」という挨拶にはグッときてしまった。この人、もし歌舞伎をやっていたら、今頃どんな役者になっていたンだろう。

ってことで、本日観たPARCO劇場『噂の男』については、また明日。

◎本日の読書
 『煤煙』北方謙三

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2006年8月27日 (日)

スペイン勢同士の対決

リンク: スカパー! サッカー放送スケジュール&お知らせ: 2006UEFAスーパーカップ「バルセロナ vs セビージャ」.

今年のUEFAスーパーカップは、05/06UEFAチャンピオンズリーグを制したバルセロナ(スペイン) と、05/06UEFAカップの王者セビージャ(スペイン)との対戦。

スペイン勢同士の対決となったUEFAスーパーカップは、0-3でセビージャの圧勝。舐めてかかったか?>バルサ
解説の原博実氏に「何だかよくわからない」と言われてしまったリオネル・メッシ。確かに、歩いているか止まっているか、そのどちらかだったよな。しっかし、セビリアのもうひとつのクラブ、レアル・ベティスは大きく水をあけられちゃったね。
ってことで、06/07シーズンUEFAチャンピオンズリーグ グループリーグ組み合わせは、こんな感じ。

■グループA■
バルセロナ(スペイン)
チェルシー(イングランド)
ブレーメン(ドイツ)
レフスキ(ブルガリア)

■グループB■
インテル(イタリア)
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
スポルティング(ポルトガル)
スパルタク・モスクワ(ロシア)

■グループC■
リバプール(イングランド)
PSV(オランダ)
ボルドー(フランス)
ガラタサライ(トルコ)

■グループD■
バレンシア(スペイン)
ローマ(イタリア)
オリンピアコス(ギリシャ)
シャフタール(ウクライナ)

■グループE■
レアル・マドリー(スペイン)
リヨン(フランス)
ステアウア(ルーマニア)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)

■グループF■
マンチェスターU(イングランド)
セルティック(スコットランド)
ベンフィカ(ポルトガル)
コペンハーゲン(デンマーク)

■グループG■
アーセナル(イングランド)
ポルト(ポルトガル)
CSKAモスクワ(ロシア)
ハンブルガーSV(ドイツ)

■グループH■
ミラン(イタリア)
リール(フランス)
AEKアテネ(ギリシャ)
アンデルレヒト(ベルギー)

ところで、リーガ・エスパニョーラ06/07の放送については、依然としてWOWOWが交渉中なのね。ったく、いい加減、リーガから撤退してくれないかしらん。ま、どっちにしても、こんなプレスリリースが出ちゃったら、J SPORTSは無理なのかな。

◎本日の読書
 『砂漠で溺れるわけにはいかない』ドン・ウィンズロウ

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2006年8月26日 (土)

1日遅れの話題ですが……

吉田都さんはKバレエカンパニーに移籍されるンですね。
YOMIURI ONLINEの記事によると、「日本で踊る機会を増やしたいと希望しており、日本のバレエ団では最多の公演数を誇る熊川さんのカンパニーに移籍することを決めた」そうな。
ってことで、Kバレエの公演数を数えてみました(暇なのか?>ぢぶん)。

05/06シーズンで72公演(詳細が載っていない『ドン・キホーテ』は除く)。案外、こまめに地方巡業しているのね。ふーん。参考までに、同じシーズンの新国立劇場バレエ団は32公演で、Kバレエの半分以下。
ちなみに、日本の冬の風物詩、レニングラード国立バレエ2006-07は2ヶ月で40公演。夏の公演も含めると、Kバレエに並ぶのかな?
結局、公演数を増やすには地方巡業をするしかない、ってことか。

今日は蜷川幸雄演出『タンゴ・冬の終わりに』の先行発売だったンだけど、e+って、ほんっとに使えねー! リニューアルして少しはまともになったかと思っていたのに、さらに酷くなっていないか? ま、何とか1日取れたからよかったけど。

◎本日の読書
 『砂漠で溺れるわけにはいかない』ドン・ウィンズロウ

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2006年8月24日 (木)

もう『くるみ割り人形』の季節?

牧阿佐美バレヱ団から公演のお知らせ。毎年恒例、12月の『くるみ割り人形』でございます。
ってことで、主なキャストはこんな感じ(金平糖の精/雪の女王/王子)。

■12月15日(金)19:00開演
 橋本尚美/佐藤朱実/逸見智彦
■12月16日(土)14:00開演
 笠井裕子/吉岡まな美/京當侑一籠
■12月17日(日)14:00開演
 伊藤友季子/青山季可/菊地研

[会場]ゆうぽうと簡易保険ホール
[料金]SS席10,000円  S席8,000円 A席6,000円
    B席4,000円 C席3,000円
[チケットお申し込み・お問い合わせ]
    牧阿佐美バレヱ団公演事務局 03-3360-8251
    ※8月30日(水)クラブ・デ・シャルドン会員先行発売開始
    ※9月6日(水)一般前売開始

今年の『くるみ』も菊地王子で決まり!

◎本日の読書
 『砂漠で溺れるわけにはいかない』ドン・ウィンズロウ

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2006年8月23日 (水)

人の心の不思議を思う

Yureru西川美和原案・脚本・監督『ゆれる』を観る。
新宿武蔵野館は小さい劇場だし(84席)、レディースデーということもあって、立ち見も出る盛況ぶり。座布団敷いて床に座っているお客が10人以上はいたような。

東京で写真家として活躍する早川猛(オダギリジョー)は、母親の葬儀にも立ち会わず、一周忌にようやく帰郷する。父親の勇(伊武雅刀)とは折り合いも悪く、唯一の味方は兄・稔(香川照之)だけ。翌日、猛と稔は、幼馴染みの川端智恵子(真木よう子)を誘って近くの渓谷に出かけるが、古い吊り橋の上から智恵子が落下してしまう。その時、彼女と一緒にいたのは稔だけだった。果たして、事故なのか? 事件なのか?

当然ながら、監督が描こうとしているのは、“真相の究明”ではなく“兄弟の相克”の方。
田舎町の、誰ひとりとして知らない人がいないような閉ざされた場所で、父と一緒にガソリンスタンドを経営している兄。嫌な客にも深々と頭を下げ、母の代わりに家事も引き受け、父と弟が喧嘩をすれば、すぐさま仲を取りなす。
故郷から逃げ出し、東京で写真家として成功し、派手な暮らしをしている弟。アーティスト気取りで身勝手、故郷や親を軽蔑し、再会したその夜に智恵子とセックスしておきながら、一緒に東京で新しい人生を始めたいと迫られると、のらりくらりとはぐらかす。
そんな対照的な兄弟ふたりが、智恵子の死と稔の逮捕、それに続く裁判を通じて、お互いの本音をぶつけ合い、傷つけ合っていく。

今、「本音」と書いたけど、拘置所の面会室でアクリル板によって隔たれたふたりがお互いにぶつけ合う言葉の、どこまでが建前で、どこからが本音なのか、それすらも不明だったりする。相手への深い愛情。それと同じぐらい深い憎悪。家業も父もすべて引き受けた兄に敬意を抱きながら、「ああならなくてよかった」と、どこかでホッとしている弟。弟の活躍を誇らしく思いながら、「アイツばっかり……」と、どこかで妬んでいる兄。右へ左へ振り子のように揺れる人の心の不思議。そのどちらもが“本当の自分”なのだろう。
結局、猛の証言で稔は刑務所に服役することになる。七年後、自分の過ちに気づいた猛は、出所した兄を迎えに行く。弟の姿を目にした稔は笑顔を浮かべるが、その姿はやって来たバスに隠れてしまう。ふたりがこの先どうなるのか、それは観客の想像に委ねられる。

出かける前に猛が事務所の女の子にする短いキスとか、セックスの最中に猛が口にする「舌出せよ」というセリフとか、少しだけ開けた襖の隙間から覗く黙々と洗濯物をたたむ稔の背中とか、そんな何気ない一瞬に兄弟の性格や心理を描き出す監督の手腕に驚く。
ずっと“いい人”だった稔が、密かに思いを寄せていた智恵子を殺してしまったことで(事故か事件かは最後まで曖昧なままだけど)箍が外れ、猛に凄まじい悪意を向ける……そのあたりの心の動きもすんなり納得できるものになっていて、実に巧い。最後の面会の、「何で吊り橋渡ったンだ?」という猛の問いで始まり、「初めから人のことを疑って、最後まで一度も信じたりしない、そういうのが、俺の知っているお前だよ」という稔の捨て台詞で終わるシークエンスなんて、爽快感すら感じるほど。ただ、あそこでゆるゆるとカメラを揺らしたのは、あまりにもありきたりのような(今まさに猛の世界が崩壊しようとしているわけだから、わからないでもないけど)。あと、父の勇が洗濯物を干すシーンもやり過ぎでしょう。

ヒリヒリした痛みを伴う作品だけど、決して、絶望的な気分にならないのは、最後の稔の笑顔に、ささやかな、本当にささやかな希望が感じられるからか。
主演のオダギリジョーと香川照之はもちろん、伊武雅刀、真木よう子、新井浩文(ガソリンスタンドの従業員)、蟹江敬三(勇の兄で弁護士)、木村祐一(検察官)、田口トモロウ(裁判官)、ピエール瀧(刑事)といった脇役陣が、これまたいい味出しているンだわ。

ミステリの感想up。サイトトップからどうぞ〜。

◎本日の読書
 なし

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2006年8月22日 (火)

近隣住民の皆様へ

本日、事務所の郵便受けに

近隣住民の皆様へ
国立競技場におけるコンサートの予定について

という文書が入っておりまして。いや、ま、確かに、JR原宿駅から歩いて数分ですから、国立競技場に近いと言えば近いですが……。

ンで、何のコンサートかというと、9月9日(土)〜10日(日)に開催される《Pop Up ! SMAP −飛びます! トビだす! とびスマ? TOUR 2006−》だそうな。雨天決行・荒天中止で、リハーサル開始が9:00、終演予定は21:00。出演アーティストは、もちろんSMAP。
「当日は、駅及び周辺の道路の混雑が予想されます」が、「混乱のないようにスタッフ・警備員などが対応いたします」ので、「ご理解、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます」とのこと。ご理解はともかく、ご協力って???

◎本日の読書
 『天使と罪の街』マイクル・コナリー

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2006年8月21日 (月)

22年も前だよー!

シネマヴェーラ渋谷で《アニメはアニメである −夏休みは親子でアニメ映画を!−》を観る。
ロビーは普通に涼しかったのに、客席に入ると暑い暑い。アニメ→オタク→ちょい太め→体温高い→気温上昇かと思ったら、ただ単に空調が壊れていただけでした(笑)。

押井守ファンを自認していながら、『うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー』を劇場で観たことなかったのよね。ようやく観られて嬉しいな。

ありがとう!>シネマヴェーラ

ってことで、この映画、公開は1984年。今になって観ると、何とも不思議な作品だわ。繰り返される“友引高校の文化祭前日”、忽然と夜道に現れるチンドン屋、どこにも行き着かない電車、夜の闇を切り裂いて進むバス。友引町はまるで迷路のようで、誰ひとり、町から出られない。やがて、あたる、ラム、サクラ先生、面堂やメガネたち数人を残して住人は消失、友引町は亀の背中に乗って宇宙を漂いながら、徐々に廃墟と化していく……。
なんつーか、荘子の“胡蝶の夢”を、浦島太郎の竜宮伝説をベースに高橋留美子のキャラを用いて押井守が描くとこうなります、って感じ?

蝶になる夢を見た荘周(荘子のこと)は、目覚めた後、夢の中で蝶になっていたのか、それとも、蝶が見ている夢の中で荘周になっているのか、わからなくなる。ラムの夢の中に閉じ込められていたあたるたちは、最後に現実の世界へ帰還する。ンが、それは本当に現実なのだろうか? 夢はまだ終わっていないンじゃ?
「疲れるで、ほんま」
夢邪気の幕切れのセリフ。これって、もしかして、押井監督の本音とか?

最近の精緻なアニメに比べると、絵が粗いというか、情報量が少ないというか、確かに物足りない部分はあるものの、廃墟の中で遊ぶ不条理感爆発のオープニングとか、サクラ先生と温泉マークが会話する喫茶店でのカメラワーク(アニメだからカメラはないンだけど、そう言いたくなる)とか、風鈴の中に彷徨うしのぶの姿とか、真実を悟った面堂の足下に広がる水たまりとか、印象的なシーンも多い。

さて、シネマヴェーラ渋谷の次回特集上映は《妄執、異形の人々 −Mondo Cinemaverique−》っす。

Mondo

そそられます(笑)。石井輝男監督『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』、市川崑監督『黒い十人の女』、深作欣二監督『黒蜥蜴』、増村保造監督『盲獣』あたりは観ておきたい。中でも、『黒い十人の女』はと〜ってもスタイリッシュな映画で大好き。「2時間ドラマの帝王」こと船越英一郎の父親・船越英二が、これまたメチャメチャ素敵なんだわ(息子はあんなにブクブクになっちゃったけどさ)。

◎本日の読書
 『スイートリトルライズ』江國香織
 『天使と罪の街』マイクル・コナリー

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2006年8月18日 (金)

公約通り?

先日Bunkamuraに行った際、NODA・MAP 第12回公演『ロープ』のチラシを発見。今回のビジュアルは金子國義画伯のオイルペインティング。んー、どんな舞台になるのか、すんごく楽しみ。

Rope

そう言えば、新国立劇場 03/04シーズン『透明人間の蒸気』のシアター・トークで今後の予定を訊かれた野田秀樹は、「来年はロンドンで新作を発表するので、再来年あたり、日本でも新作を発表できるかも」と答えていたっけ。う〜む、見事に公約通りだわ。

お仲間のmixi日記で新橋演舞場 花形歌舞伎の演目発表を知る。
えー、松緑、海老蔵、菊之助の共演はないの? がっかり。ま、それなりに興味を引く演目だとは思うけど、せっかく三人揃うンだから、がっつり共演する姿も観てみたかったな。
とりあえず、ワタクシ的には海老蔵の宙乗りか。海老蔵と宙乗りって、あんまりイメージできないンだけど、本人がやってみたかったのかしらん???

何か忘れていると思っていたら、『あわれ彼女は娼婦』の感想を忘れていたよ。ってゆうか、ちゃんとテキストを確認してから書くつもりで(結構、手を入れていたような気もするのよね)、図書館に予約入れていたンだったわ。あはは。今月中にはまとめられるかな。

◎本日の読書
 『ウィンディ・ストリート』サラ・パレツキー

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2006年8月17日 (木)

録画しておいた試合をチェック

まずは、イングランド・サッカーのシーズン開幕を告げるコミュニティー・シールド。昨季FAカップ優勝のリバプールがプレミアリーグ覇者のチェルシーを2-1で破り、優勝。確かに、現時点ではリバプールの方がまとまっている感じだけど、チェルシーも徐々に調子を上げてくると思われ。
ってことで、リーグ開幕は19日。

続いて、アジア・カップ予選A組第2戦、日本 vs イエメン。2-0で日本が勝ったものの、何とも歯がゆい展開だわ。
それはともかく、質問に質問で返すオシム監督の会見は面白い。自分が性格悪いせいか、ああいう皮肉屋って大好きなんだよね。

◎本日の読書
 『ウィンディ・ストリート』サラ・パレツキー

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2006年8月16日 (水)

末恐ろしいぞ

テリー・ギリアム監督『ローズ・イン・タイドランド』を観る。
↓は新宿武蔵野館限定、先着50名様プレゼントのポストカード。

Tideland_c

ジェライザ=ローズ(ジョデル・フェルランド)は、元ロックスターでジャンキーのパパ(ジェフ・ブリッジス)とチョコバーだけを愛しているママ(ジェニファー・ティリー)の世話に明け暮れている。そんなある日、ママが突然死んでしまい、ジェライザ=ローズはパパとふたり、憧れの地“ユトランド”を目指して旅に出る。ンが、辿り着いたのは、テキサスの草原にぽつんと建つお祖母ちゃんの家。やがて、黒ずくめの幽霊女デル(ジャネット・マクティア)と彼女の弟ディキンズ(ブレンダン・フレッチャー)に出会ったジェライザ=ローズは……。

素晴らしいー!!!!!
何が素晴らしいって、主人公のジェライザ=ローズを演じたジョデル・フェルランド。彼女がいなかったら、絶対、この映画は成立していなかったね。子役らしさなど微塵も感じさせない見事な演技力、無垢な少女と強かな娼婦が同居しているような不思議な存在感、そして何より、ギリアム描く摩訶不思議な世界観を牽引していく確かな求心力。これでまだ10歳だなんて(本作の撮影中に10歳の誕生日を迎えたそうな)、まったくもって信じられません。いやいやいやいや、末恐ろしい。

美しいもの、醜いもの、聖なるもの、汚れたもの、それらすべてを内包する少女のイマジネーションを細部に至るまで完璧に映像化したギリアムも、もちろん、素晴らしいっす。やっぱギリアムはこうでなくっちゃ。

◎本日の読書
 『ウィンディ・ストリート』サラ・パレツキー

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2006年8月12日 (土)

そしてまた、CLの季節

気がつけば、06/07シーズンのチャンピオンズリーグも予選3回戦。1年経つのは早いわ。
ま、それはそれとして、今一番気になっているのは、リーガ・エスパニョーラの放映権がどこになるのか? ってこと。03/04シーズンから放送していたWOWOWは、現在、権利交渉中のため未定。できればまたJ SPORTSに戻って欲しいなぁ。

久々にミステリの感想up。サイトトップからどうぞ〜。

◎本日の読書
 『ウィンディ・ストリート』サラ・パレツキー

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2006年8月10日 (木)

《BOW30映画祭》に行く

7/15(土)からシャンテシネで開催している《BOW30映画祭》に行く。
タイムテーブルを見ると、ジャン・ルノワール、ジャン=リュック・ゴダール、テオ・アンゲロプロス、フォルカー・シュレンドルフ、アンドレイ・タルコフスキー、ビクトル・エリセ、ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュ、ラッセ・ハルストレム、ジェーン・カンピオン、ペドロ・アルモドバルなどなど、世界の巨匠が勢揃い。たぶん、昔の私だったら毎日でも通っていたと思われ。
ンが、今は自分でも驚くほど欧米の作品に対する興味がなくなっているわけで。ま、実際に映画を観れば、あの頃の情熱が蘇ったかも知れないけど、無理に観るものでもないし。

ってことで、侯孝賢監督『非情城市』を観る。久しぶりだー!
今回の上映は3回。そのすべてが完売で、私が観た最終回は立ち見まで出る盛況ぶり。わざわざスタッフが、「この日最後の上映で、遠方からお越しのお客様もいらっしゃいますので……」と、状況説明しておりました。

物語は昭和天皇の玉音放送(終戦の詔書)から始まる。1945年8月、日本敗戦。台湾は長年にわたる日本の統治から解放されたが、それはまた、新たな受難の時代の始まりでもあった……。
激動する台湾を舞台に、時代の流れに翻弄されていく林家の人々。長男は上海ヤクザとの抗争で殺され、次男は戦争から戻らず、三男は精神を病み、聾唖の四男も2・28事件の犠牲者となる。残された家族が食卓を囲んで黙々と食事をしている風景が、何とも痛ましい。

広大な自然の中にぽつんと佇む人の姿。何気なく口にされる日本語。四男・文清が妻と幼い子供と共に撮った家族写真の、そのあまりにも虚ろな眼差し。世の中の不条理をあくまでも静謐に描いているからこそ、彼らが経験した悲劇の重みが、彼らが味わった深い哀しみが、胸に迫る。
ある意味、トニー・レオン(文清役)の原点とも言うべき映画で、私にとっては忘れられない1本。

◎本日の読書
 『ウィンディ・ストリート』サラ・パレツキー

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2006年8月 9日 (水)

もっと言ってやって下さい

新生日本代表の初戦、トリニダード・トバゴとの国際親善試合は2−0で勝利。とりあえず、前半はよかった。あれが90分続けばいいンだろうけど、まだ始まったばかりだからね。
ベンチには、イビチャ・オシム監督と並んでU-21代表の反町康治監督の姿も。共に「考えながら走るサッカー」を実践しようとしているわけで、A代表共々、期待しているよん。

試合後の監督会見で、おマヌケな記者に対し「うれしい誤算とは、さっきも言ったとおりスタジアムが満員だったこと。満員だったということの重要性をご理解いただけない方が、もしこの中にいらっしゃるなら(この仕事を)お辞めになった方がいいと思う」と言い放つオシム監督。もっと言ってやって下さい。

◎本日の読書
 なし

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2006年8月 8日 (火)

連作短篇小説のような映画

9lives改めて、ロドリゴ・ガルシア監督『美しい人』
「9人の女性の人生における、ある瞬間」を切り取った15分にも満たない短いエピソードを、ワンシーン・ワンカットという映画的ギミックを用いて撮った作品。そこに描かれているのは人生のほんの断片に過ぎないのに、それぞれの過去も未来も驚くほどリアルに感じられるのは、女優たちの確かな演技の賜物か。

服役中の刑務所で娘を想うサンドラ(エルピディア・カリーロ)、昔の恋人に再会して心が揺れるダイアナ(ロビン・ライト・ペン)、父親との確執を克服しようとするホリー(リサ・ゲイ・ハミルトン)、夫の無神経な言葉に傷つくソニア(ホリー・ハンター)、両親の板挟みに苦悩するサマンサ(アマンダ・セイフライド)、別れた夫の再婚相手の葬儀に参列するローナ(エイミー・ブレナマン)、娘の教師との不倫に走るルース(シシー・スペイセク)、乳癌の手術を前に夫を詰るカミール(キャシー・ベイカー)、幼い娘と共に墓参りをするマギー(グレン・クローズ)。
夜のスーパーマーケットで、モーテルの一室で、新緑が美しい墓地で、時に激しく感情を爆発させ、時に淡々とすべてを受け入れる女たち。人生は理不尽だが、それでもなお、続いていく。

ひとつひとつのエピソードは独立しているンだけど、登場人物が交錯する構成によって、統一感は保たれている。なんつーか、良質な連作短篇小説を読んだ気分。ちょっとレベッカ・ブラウン『体の贈り物』の読後感に通じるような。
ちなみに、監督のロドリゴ・ガルシアは、ノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの息子っす。

◎本日の読書
 なし

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2006年8月 6日 (日)

セシリア&ニコラス復縁?

昨日から、「復縁」「セシリア・チャン」「ニコラス・ツェー」が検索ワード1位になっているので、「も、もしや、このふたり復縁?!」ってことで、この手の情報がメチャメチャ早いmonicalさんのところを拝見したら、案の定、こんな記事が。そうですか、復縁ですか。
それにしても、見事なペアルックだぁ(笑)。

夜はロドリゴ・ガルシア監督『美しい人』を観る。
ンが、ちょっと酔っぱらっているので感想は明日にして、取り急ぎ、映画館でチラシを見つけたニルス・タヴェルニエ監督『オーロラ』について。

Auroreパリ・オペラ座のドキュメンタリー映画『エトワール』を撮った監督だけあって、“パリ・オペラ座全面協力”だそうな。出演しているダンサーは、エトワールのニコラ・ル・リッシュ、マリ=アニエス・ジロ、カデル・ベラルビ、プルミエ・ダンスールのヤン・ブリダールにプルミエール・ダンスーズのメラニー・ユレル、さらに、ハンブルク・バレエ団のイリ&オットー・ブベニチェク(どちらかは退団したンだっけ?)などなど。
ちなみに、主役はパリ・オペラ座バレエ学校の学生で、マルゴ・シャトリエという16歳の少女。ストーリーを読むと、バレエの『眠れる森の美女』を単に映画化したわけではなさそう。一応、本国のサイトには画像も少しあります。
……って、もしかして、バレエファンの間ではよく知られている話題だった?

まずは、歌舞伎座の感想up。サイトトップからどうぞ〜。

◎本日の読書
 『グリフターズ』ジム・トンプスン

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2006年8月 5日 (土)

上の歯に遅れること3ヶ月

下の歯もブラケットが取れる。ンが、それほど達成感がないのは、リテーナーの負担が大きいから?
勢いで始めた歯列矯正だったけど、キレイに揃った歯並びを見ると、やっぱやってよかったと思う。この際だから、ホワイトニングもしようかな。あ、でも、結構、お高いのよね。

◎本日の読書
 『グリフターズ』ジム・トンプスン

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2006年8月 4日 (金)

アクセス解析スタート

ようやくココログにアクセス解析が導入されたので、検索ワードを調べてみる。その日の気分で舞台やら映画やらサッカーやらミステリやら好き勝手に書いているので、どの方面が一番食いつきいいのか、以前から興味があったのよ。
ってことで、今日は「わらの女」が1位でした。ンで、昨日は「NODA・MAPロープ」「タンゴ冬の終わりに」「タンゴ」が同数で1位。これが過去7日分になると「あわれ彼女は娼婦」、過去30日分と過去4ヶ月分は共に「バレエ」になるわけで。う〜む、やっぱ脈絡ないかも。

しっかし、見ているとなかなか面白いわ。自分でも書いたことを忘れているような「誰それ?」ってな名前が出てきたり、「えろ」とか「それに従うべきものじゃない」とか「盲目の少女」とか「終わった」とか意味不明な言葉があったり、結構、笑える。そのうちじっくり調べてみようっと。
8月になったら仕事も一段落すると思っていたのに、ライヴの残務処理やら何やらで意外と忙しいのよね。この調子で今月もあっという間に終わっちゃうのかしらん?

そう言えば、今週は世界バレエフェスティバル真っ最中? 何故か今年はまったく行く気にならなくて、心穏やかな夏を過ごしておりまする(笑)。

◎本日の読書
 『グリフターズ』ジム・トンプスン

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2006年8月 2日 (水)

改めて『姐御 〜ANEGO〜』

ウォン・ジンポー監督『姐御 〜ANEGO〜』を観る。
“姐御”と言っても、高嶋礼子じゃありません(確か、同じタイトルの映画があったような)。れっきとした香港映画です。
ちなみに、↓はレオナルド・ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》をモティーフにしているそうな。

Anego

香港最大の黒社会組織を牛耳る百徳(エリック・ツァン)が、組織を引退して養女のフィービー(アニー・リウ)と海外で余生を過ごそうと決めた矢先、何者かに射殺される。百徳の仲間たち、辰哥(サイモン・ヤム)と大風(アンソニー・ウォン)と花哥(アレックス・フォン)によって、突然“姐御”に担ぎ出されたフィービーは、自分なりのやり方で抗争に終止符を打とうとするが……。

商業映画デビュー作『ベルベット・レイン』(感想はこちら)も微妙だったけど、今度はもっと微妙。サイモン・ヤム、エリック・ツァン、アンソニー・ウォン、アレックス・フォン、そのうえ、リウ・イエまで出ているのに、どうしてこんなつまらない作品になるのさ?
ったく、独り善がりというか、自分に酔っているというか、監督はスタイルばかり凝って(フィービーの過去を8ミリフィルムで捉えてみたり、彼女の空想をアニメーションで描いてみたり、意味もなく画面を回転させてみたり)、肝心のドラマを忘れちゃっているのよね。クライマックスの抗争シーンにしても、生身の人間じゃなくて車をぶつけ合うだけだから、盛り上がらないこと甚だしい。
しかも、エンドクレジットに流れる曲は、岩井俊二監督『打ち上げ花火、下からみるか? 横からみるか?』の印象があまりに強いREMEDIOSの「Forever Friends」だもの。監督が岩井俊二を好きなのはよくわかったけど、何故、わざわざ使うかなぁ?

しっかし、前作はアンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、ショーン・ユー、エディソン・チャンの新旧“四天王”豪華共演、本作はサイモン・ヤム、エリック・ツァン、アンソニー・ウォン、アレックス・フォン、リウ・イエの“超個性派スター”豪華共演(当初は“八大影帝”夢の共演と言われていたそうな……残り3人は誰だったのかしらん?)。キャストだけは無駄にいいのよね〜。

ンで、百徳に敵対する洛華のカリーナ・ラムが、青木さやかに見えたのは気のせいですか?

◎本日の読書
 『泉鏡花集成(7)』種村季弘 編

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2006年8月 1日 (火)

今年の後半はどうしましょう?

先程、NODA・MAPのサイトを覗いたら、第12回公演『ロープ』の速報が載っているじゃないですかっ!

【公演日程】2006年12/5(火)〜2007年1/31(水)
【公演会場】Bunkamura シアターコクーン
【作・演出】野田秀樹
【出演】宮沢りえ、藤原竜也、渡辺えり子、宇梶剛士、橋本じゅん、三宅弘城、松村武、中村まこと、明星真由美、明樂哲典、AKIRA、野田秀樹

藤原竜也のNODA・MAP再登場は嬉しいな。橋本じゅん、三宅弘城、松村武、中村まことにもそそられる。これはもう、絶対、絶対絶対、絶対、観なくては。
ってことで、これから観る or 観たい舞台。

PARCO劇場『噂の男』
出演者(堺 雅人、橋本じゅん、八嶋智人、山内圭哉、橋本さとし)がすんごいですから。

歌舞伎座 秀山祭九月大歌舞伎
幸四郎と吉右衛門、久々の共演ですから。

蜷川幸雄演出『オレステス』
蜷川のギリシャ悲劇は必見ですから。

新国立劇場バレエ団『ライモンダ』
ぢつは、まだ迷っております。

牧阿佐美バレヱ団『リーズの結婚』
菊地研がコーラスに初挑戦ですから。

新橋演舞場 花形歌舞伎
松緑、海老蔵、菊之助の共演ですから。

蜷川幸雄演出『タンゴ・冬の終わりに』
清水邦夫×蜷川幸雄の名作ですから。

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』
これもまだ迷っております。

Meiji presents マリンスキー・バレエ(マリインスキーじゃないの?)
今年のバレエはこれに賭けようかと。ンが、チケットはまだ買っておりません(前回の来日公演でもジャパン・アーツはいろいろやらかしてくれましたから、様子見ってことで)。

NODA・MAP『ロープ』
野田の芝居は私の原点ですから。

東京バレエ団『くるみ割り人形』
未見ですから(モーリス・ベジャール振付なので、私には合わない気も……)。

ブロードウェイミュージカル『スウィニー・トッド』
スティーブン・ソンドハイム×宮本亜門に武田真治ですから。

あとは、国立劇場開場40周年記念 10・11・12月歌舞伎公演『元禄忠臣蔵』ですかね。う〜む、何か忘れているような。

本日、シアター・イメージフォーラムのレイトショーで観たウォン・ジンポー監督『姐御』については、また明日。

◎本日の読書
 『泉鏡花集成(7)』種村季弘 編

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