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2007年10月 2日 (火)

新国立劇場10周年記念オペラ・バレエ ガラ公演

2007年10月1日(月)〜2日(火) 新国立劇場 オペラ劇場(オペラパレス)
http://www.nntt.jac.go.jp/

[指揮]渡邊一正(第1部)
    フィリップ・オーギャン(第2部)
[管弦楽]東京フィルハーモニー交響楽団

メインエントランスからプロムナード大階段、さらにはホワイエ手前までレッドカーペット。10周年だから? それとも、オープニングだから?

ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より前奏曲

【第1部】バレエ『セレナーデ』
[振付]ジョージ・バランシン
[音楽]ピョートル・チャイコフスキー(『弦楽のためのセレナーデ』ハ長調 作品48)
[ステージング]パトリシア・ニアリー

厚木三杏、寺島まゆみ、西山裕子、逸見智彦、森田健太郎、他

厚木三杏が素晴らしい〜。音楽性が抜群で、ポーズもムーヴメントもダントツの美しさ。見惚れてしまいました。
コール・ドは……まだまだこれからかな。バランシンの振付って、下手するとただ単に忙しなく見えてしまうわけで、もう少し音楽を感じさせて欲しかった。ま、ここのコール・ドに関しては、期待値高いからね。

客席はオペラファンの方が圧倒的に多かったようだけど(掛け声もバレエの時とは比較にならないぐらい盛大に飛んでいた)、この手のアブストラクト・バレエってどうなんでしょう? 私のまわりのおやぢたちは、結構、居眠りしていたような。

メインエントランスホールにあるシアターショップで、2007/2008シーズン バレエガイドを販売中。オールカラー(一部除く)で1,000円也。

【第2部】オペラコンサート
[構成・演出]澤田康子 [美術]工藤明夫 [オペラ字幕]増田恵子

ワーグナー:『タンホイザー』より〈歌の殿堂をたたえよう〉
新国立劇場合唱団

J. シュトラウスII世:『こうもり』より〈僕はお客をよぶのが好きだ〉
エレナ・ツィトコーワ

ヴェルディ:『アイーダ』より〈清きアイーダ〉
アルベルト・クピード

レオンカヴァッロ:『道化師』より〈鳥の歌〉
大村博美

ロッシーニ:『セビリアの理髪師』より〈今の歌声は〉
林美智子

モーツァルト:『フィガロの結婚』より〈恋とはどんなものかしら〉
エレナ・ツィトコーワ

ヴェルディ:『リゴレット』より 4重唱〈美しい乙女よ〉
中村恵理、渡辺敦子、村上公太、町英和

ビゼー:『カルメン』より〈行進曲と合唱〉
新国立劇場合唱団

ビゼー:『カルメン』より〈ハバネラ〉
エレナ・ツィトコーワ、新国立劇場合唱団

プッチーニ:『蝶々夫人』より〈ある晴れた日に〉
大村博美

プッチーニ:『トスカ』より〈星は光りぬ〉
アルベルト・クピード

プッチーニ:『トゥーランドット』より〈誰も寝てはならぬ〉
アルベルト・クピード

ヴェルディ:『椿姫』より〈乾杯の歌〉
全員

最初、黒のパンツスーツで登場したエレナ・ツィトコーワは、〈ハバネラ〉では華麗なドレス姿に変身。初めて『こうもり』を観た時、オルロフスキー公爵がカウンター・テナーのヨッヘン・コワルスキーだったので、ツィトコーワの〈僕はお客をよぶのが好きだ〉はかなり物足りなかったけど、カルメンは実に魅力的でございました。
ちなみに、コワルスキーの最近の写真がここに(すいぶん老けちゃって、ちょっとショック……)。来年、ウィーン・フォルクスオーパーで来日するのか。

林美智子は仕種や表情が可愛らしく、ロジーナらしい溌剌とした雰囲気はよく出ていた。ただ、装飾的唱法(アジリタ?)はイマイチだったかな。
大村博美は〈ある晴れた日に〉が圧巻。ンが、この日一番客席を沸かせていたのは、アルベルト・クピードでしょう。やっぱテノールはオペラの花形なのね〜。

あ、そうそう、合唱団による〈行進曲と合唱〉の時に「うまいっ!」という掛け声が飛んだのには和みました(野暮と思われる方もおられるでしょうが……)。

入口で配布していた無料プログラムの中に小さな紙が挟まっていて、「お身の乗り出しにご注意ください」とか、「携帯電話はお切りください」とか、観劇に際してのお願いが書かれていた。う〜む、丁寧と言えば丁寧だけど、そうまでしないとダメなのかしらん?

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オペラ・バレエ ガラ公演|公演記録

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