« 根回し完了! | トップページ | レニングラード国立バレエ −ムソルグスキー記念/ミハイロフスキー劇場−『バヤデルカ』 »

2008年1月10日 (木)

レニングラード国立バレエ −ムソルグスキー記念/ミハイロフスキー劇場−『バヤデルカ』

2007年12月23日(日)〜2008年1月26日(土) 東京文化会館 ほか
http://www.koransha.com/

[作曲]レオン・ミンクス [台本]マリウス・プティパ、セルゲイ・クデホフ
[振付]マリウス・プティパ [演出・改訂振付]ニコライ・ボヤルチコフ
[美術]ヴャチェスラフ・オクネフ [音楽監督]アンドレイ・アニハーノフ
[指揮]ミハイル・パブージン [管弦楽]レニングラード国立歌劇場管弦楽団

ニキヤ:アナスタシア・コレゴワ(ゲスト・ソリスト)
ソロル:イーゴリ・コルプ(ゲスト・ソリスト)
ガムザッティ:エレーナ・エフセーエワ

大僧正:マラト・シェミウノフ
ドゥグマンタ:アレクセイ・マラーホフ
マグダウィア:ラシッド・マミン
アイヤ:ナタリア・オシポワ
奴隷:ウラジーミル・ツァル
ジャンペー:エレーナ・コチュビラ、ユリア・カミロワ

黄金の偶像:デニス・トルマチョフ
マヌー:エレーナ・ニキフォロワ
インドの踊り:アンナ・ノヴォショーロワ、アンドレイ・マスロボエフ
太鼓の踊り:アレクセイ・クズネツォフ
グラン・パ:イリーナ・コシェレワ、エレーナ・コチュビラ、タチアナ・ミリツェワ、ユリア・カミロワ、アレクサンドラ・ラトゥースカヤ、エレーナ・シリャコワ、サビーナ・ヤパーロワ、マリア・リフテル

◇幻影の場
ヴァリエーション:イリーナ・ペレン、タチアナ・ミリツェワ、イリーナ・コシェレワ

えっと……すみません、私にはコレゴワとコルプがどういうドラマを見せたかったのか、ちっともわかりませんでした。ほんっとにちんぷんかんぷん。一応、コルプはちゃんと演技していたンだけど、コレゴワがあまりにも無表情で、すべてが無駄に(泣)。3幕なんて、ただ踊っているだけだもん。
ンが、その踊り自体は見事でした〜。さすがにルジマトフがゲストに呼ぶだけあるわ。なんつーか、淡白なヴィシニョーワ? 顔立ちがそこはかとなく似ているの。

久しぶりのレニングラード国立バレエは、とりあえず、女性陣の容姿はレベルアップしたな、と。幻影たちは恐ろしく不安定だったものの、ヴァリエーションのミリツェワ〜ペレン〜コシェレワの並びは眼福。
あと、ガムザッティのエフセーエワが素晴らしかったっす。特に、1幕2場のニキヤとの対決。藩主の娘であるプライドと、ソロルに愛されているわけではないという悲哀。アンヴィヴァレンツな感情がせめぎ合った結果、ニキヤ殺害を誓うに至るガムザッティの心理描写が実に明快。
そして、古き良きハリウッド女優のような細眉メークも健在。

コルプのソロルは……髭……どうなんでしょう?
1幕1場、ニキヤとの逢瀬。ニカッと笑ったお顔がメチャメチャ妖しい(笑)。
1幕2場、ニキヤの舞。視線は彼女を追い掛けるも、近づいてくると正視できなくなって思わず顔を背け、遠ざかるとまた追い掛け……と、苦悩する様が素敵。
2幕、ガムザッティとの婚約式。ニキヤから顔を背けながらも、手を伸ばしてみたり(でも、虚しく空を掴むだけ)、立ち上がってみたり(でも、やんわりと隊長に押し戻されるだけ)……と、逡巡する様がやっぱり素敵。
ニキヤの死。ソロルは悔恨の念から彼女に背を向けてはいるけど、決して、彼女への愛情を失ったわけでも、彼女の存在を否定していたわけでもない。ただ、ニキヤが勝手に絶望して死を選んだ、って感じ? ま、今日はコール・ドを観るために上階の席を選んだわけで、ドラマは明日たっぷり堪能しますデス。
しっかし、コルプの汗かきっぷりにはビックリだわ。誰か脇汗パッドをあげてー! 2幕の衣裳はブルーだから、汗染みが目立つ目立つ。3幕は黄色? レモン・イエロー? だから、それほど目立たなくてよかったと思っていたら、あれよあれよという間に上半身が汗まみれ。終わる頃には衣裳の色が変わっていた。ってゆうか、何でそんな瑣末なことを気にするよ?>ぢぶん

パプージンの指揮を聴くのは、たぶん初めてかな。まだ若そうね。最初から飛ばし過ぎというか、もう少しメリハリが欲しかったような。

客席は見事にガラッガラでした。その割にカーテンコールは大盛り上がり。ルジマトフが登場したから? いや〜、相変わらず彼の佇まいは独特っすね。

|

« 根回し完了! | トップページ | レニングラード国立バレエ −ムソルグスキー記念/ミハイロフスキー劇場−『バヤデルカ』 »

2008年鑑賞記録」カテゴリの記事

イーゴリ・コールプ」カテゴリの記事