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2009年1月30日 (金)

レニングラード国立バレエ −ミハイロフスキー劇場−『ライモンダ』

2009年1月3日(土)〜30日(金) Bunkamura オーチャードホール ほか
http://www.koransha.com/

[作曲]アレクサンドル・グラズノフ
[台本]リディア・パシコワ、マリウス・プティパ
[振付]マリウス・プティパ、コンスタンチン・セルゲーエフ、フョードロフ・ロプホフ
[改訂演出]ガブリエラ・コムレワ [舞台美術]ヴャチェスラフ・オクネフ
[指揮]ミハイル・パブージン [管弦楽]レニングラード国立歌劇場管弦楽団

ライモンダ:オクサーナ・シェスタコワ
騎士ジャン・ド・ブリエンヌ:マラト・シェミウノフ
アブデラフマン:アレクサンドル・オマール

伯爵夫人シビラ・ド・ドリス:アンナ・ノヴォショーロワ
ハンガリー王アンドレイ二世:アンドレイ・ブレクバーゼ
侍従:パーヴェル・シャルシャコフ

ライモンダの友人
 クレメンス:タチアナ・ミリツェワ
 ヘンリエット:イリーナ・コシェレワ
 ベランジェ:デニス・モロゾフ
 ベルナール:アンドレイ・マスロボエフ

夢の場面ヴァリエーション:マリア・ドミトリエンコ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ

サラセンの踊り:ナタリア・クズメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
パナデロス:エレーナ・モストヴァーヤ、アンドレイ・カシャネンコ
ハンガリーの踊り:エレーナ・フィールソワ、ロマン・ペトゥホフ
3幕ヴァリエーション:ユリア・チーカ

1幕は踊りがいささか不安定だったりして、さすがのシェスタコワもお疲れのご様子。でも、ま、徐々に調子を上げていき、最後はきれいにまとめてくれたので、終わりよければすべてよし、ってことで。
カーテンコールでは客席に投げkissするシェスタコワ。彼女にしては珍しい〜。本人も満足のいく出来だったのかしらん?

ただ、ここのプロダクションは、一昨年のキエフ・バレエのように男女の情念をきっちり描くのではなく、あくまでもプリマ・バレリーナを観るためだけの演目だから、シェスタコワだとゴージャス感に欠ける気がしないでもない。彼女のたおやかで叙情的な踊りが、今回ばかりは湿っぽく感じられてしまった。

ジャンのシェミウノフは見事な美丈夫ぶり。ポースを決める度にぶわーっと空間が広がっていく様には感動いたしました。ンが、踊りはもっさり。あと、ラインもどこか緩い。う〜む、もう少し身体を絞った方がいいのかも。

アブデラフマンのオマールは、今回といい、『ジゼル』といい、女性と対峙する役だと物足りない。たぶん、色気の問題でしょう。そのあたりは今後に期待。
えっと、死ぬ時のハゲヅラは必要ですか?(笑)

ライモンダの友人、ミリツェワとコシェレワは今日も盤石。モロゾフとマスロボエフもよく踊っていた。
サラセンの踊りのクズメンコとクズネツォフが笑っちゃうぐらいノリノリ。
パナデロスのモストヴァーヤも柔らかくて色っぽくて素敵でした。

最後に席のこと。ぢつは、コルプのガラとまったく同じ席だったンだけど、今回はほとんどストレスを感じずに観られたわけで。結局、オーチャードホールでは、自分がどこに座るかではなく、前にどんな人が座るかが問題なのよね。
それはともかく、両隣が賑やかで閉口しました。片や泣いているわ(泣くような演目じゃないし、ツアーが終わるのが切なかったのかな?)、片や鼻息荒いわ(最初は鼾をかいて寝ているのかと思ったよ)。いやはや、いろんな人がおりますのぉ。

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