探偵してみる?
神奈川近代文学館で開催されている『大乱歩展』に行く。

予想以上に充実した内容で、ゆっくり回っていたら、あっという間に2時間経ってしまった。乱歩の収集癖というか、整理魔ぶりというか、とにかく膨大な量の資料に圧倒される(展示されていたのは、ごくごく一部なんでしょうけど)。
ワタクシ的には、歌舞伎関係──『人間豹』を歌舞伎化した『江戸宵闇妖鉤爪』における松本幸四郎の演出メモやスケッチ、あるいは、乱歩の還暦祝賀会での六代目中村歌右衛門と十七代目中村勘三郎など──に、ついつい注目。あと、戦前(だったかな?)に同性愛をテーマに対談していたことにもビックリ! いや〜、なかなかに興味深いお方です。
松本清張と横溝正史による弔辞が読める状態で展示してあり、どちらも心のこもった文章で感動いたしました。
その後は、寺田農による記念朗読会『D坂の殺人事件』を聴く。えっと、こういう話しでしたっけ? すっかり忘れておりました(笑)。
最後に短い質疑応答。実相寺昭雄監督で乱歩作品を何作か撮った、とか、『仮面ライダー』や『ウルトラマン』の原点は乱歩だと思う、とか、朗読で一番やりやすいのは現代語の散文で一番難しいのは俳句だ、とか。
◎本日の読書
『兄の殺人者』D・M・ディヴァイン
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