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2009年12月 5日 (土)

マリインスキー・バレエ 2009年日本公演『眠れる森の美女』

2009年11月22日(日)〜12月11日(金) 東京文化会館 ほか
http://www.japanarts.co.jp/

オーロラ姫:ヴィクトリア・テリョーシキナ
デジレ王子:ウラジーミル・シクリャローフ

リラの精:ダリア・ヴァスネツォーワ
悪の精カラボス:アントン・ピーモノフ
ダイヤモンドの精:アナスタシア・ペトゥシコーワ
サファイアの精:ヤナ・セーリナ
フロリナ王女:マリーヤ・シリンキナ
白い猫:ヴァレリーヤ・マルトゥイニュク
3日と違うキャストのみ

どんなに難しいことをやっていても、決して、そんな風には見せない。明晰なパと優美なライン。どの一瞬を切り取っても一幅の絵になる完璧なフォルム。マリインスキーの姫君はかくあるべし、という見本のような。あぁ、いつ観てもテリョーシキナは正しく美しい。

会場でキャスト表を見るまで、パートナーはサラファーノフだと思っていたワタクシ。今日はシクリャローフだったか。いや、テリョーシキナのオーロラ姫を観たかっただけだから、どっちでもいいけど。

ってゆうか、奴はどうしちまったンだ? 真っ白い顔に濃いチークと真っ赤な唇(もしかして、今、流行のヴァンパイア?)。おまけに、結婚式では髪にラメ振り撒いてるし(前に誰かの映像で観た記憶がある。誰だっけ? あ、ルジマトフだ。う〜む、コールプでも観てみたい……嘘)。もともとキュートな顔立ちなんだから、特別なことしなくていいのに。がっかりだよ。
ンが、踊りとサポートは格段に進歩しておりました。いや、ホント、巧くなったね〜。

リラの精のヴァスネツォーワは存在感が弱く、他の妖精たちに埋もれてしまっている。踊りも、少々、不安定。
長靴をはいた猫のムラショーフは赤い長靴の爪先までキレイ。
青い鳥のティモフェーエフはよく跳ぶね〜。フロリナ姫のシリンキナはもう少し細部を丁寧に。彼女も含めて、妖精たちや宝石たちは、連日、お疲れ様です。

幕が下りるのを眺めていると、まるで1冊の本を閉じた気分になる。

「お姫様と王子様はいつまでも幸せに暮らしました。めでたし、めでたし」

ヴィシニョーワ&コールプの胸苦しくなるような『眠り』は一生忘れられない宝物。でも、今日の『眠り』も、それはそれで素敵な宝物。だから劇場通いはやめられない(をいをい)。

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