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2009年12月30日 (水)

Bunkamura20周年記念企画 シアターコクーン・オンレパートリー2009『東京月光魔曲』

2009年12月15日(火)〜2010年1月10日(日) Bunkamura シアターコクーン
http://www.bunkamura.co.jp/

[作・演出]ケラリーノ・サンドロヴィッチ
[音楽]朝比奈尚行 [美術]BOKETA [照明]小川幾雄
[衣裳]前田文子 [音響]水越佳一 [映像]上田大樹、荒川ヒロキ
[ヘアメイク]河村陽子 [振付]広崎うらん

針生薫、兵士:瑛太
針生澄子:松雪泰子

一之蔵始、兵士:橋本さとし

夜ロ航路、兵士、倉本(薫の上司):大倉孝二
小町安子、針生由利子(姉弟の母)、女給:犬山イヌコ
大曽根初彦、カフェーの客:大鷹明良
八木次郎、兵士、カフェーのボーイ:長谷川朝晴
タチエ、おみつ(女給)、アポロ座のダンサー:西原亜希
郷田善之助、常住(動物園の調餌主任):林和義

大曽根千とせ、女給:伊藤蘭

相馬竹三、相馬賢三、カフェーの客:山崎一
八木太郎、カフェーの客:ユースケ・サンタマリア

赤星流子(アポロ座のダンサー):長田奈麻
郷田鈴之助、兵士:赤堀雅秋
岸洋一、兵士、演出家、警察官:市川訓睦
テル、キヌヨ、女給:吉本菜穂子
羽鳥ヤス、女給:植木夏十
七ッ寺幸男、針生(姉弟の父)、振付師、カフェーのボーイ、警察官:岩井秀人
電気光(アポロ座のコメディアン)、手塚:長谷川寧

アポロ座のダンサー、女給:桜乃まゆこ
アポロ座のダンサー、女給:嶌村緒里江
アポロ座のダンサー、女給:森加織
アポロ座のダンサー、女給:吉沢響子
アポロ座のダンサー、女給:渡邊夏樹

舞台は昭和初期の帝都東京。カフェーにレヴューに探偵小説。まさに、“エロ・グロ・ナンセンス”の時代。好きな世界なんだけど、詰め込み過ぎって気がしないでもない。登場人物を減らしてエピソードを整理すれば、もっと洗練された仕上がりになりそう。ま、でも、そうしないところがKERAなわけで。う〜む。

“エロ・グロ・ナンセンス”の“ナンセンス”担当、大倉孝二と犬山イヌコの安定感は抜群。ンで、“エロ”担当の松雪泰子と瑛太はちょっと弱い。ふたりの並びはそりゃもうキレイなんだけど、どこか人形みたいで生々しさに欠けるのよね。
意外に健闘していたのがユースケ・サンタマリア。ここまでやれるとは思っていなかったから、結構、驚いた。
ワタクシ的には、伊藤蘭が感慨深く。《劇団 夢の遊眠社》に客演していた頃を思い出してしまったよ。

個々のエピソードをすべて平均化し、快いカタルシスは敢えて避ける。ある意味、最後まで観客を裏切り続けるような芝居を、劇団ではなくプロデュース公演でやってしまうあたりはさすがだけど、その分、そこはかとなく物足りなさを感じたり。
ってことで、いささか微妙な舞台納めでございました(何か毎年そんなことを言っているような)。

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