« 観たかったよ、ソンビ | トップページ | 子鹿のような目 »

2009年12月23日 (水)

新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』

2009年12月20日(日)〜26日(土) 新国立劇場 オペラ劇場(オペラパレス)
http://www.nntt.jac.go.jp/

[振付]マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ [演出・改訂振付]牧阿佐美
[作曲]ピョートル・チャイコフスキー
[台本]マリウス・プティパ(E.T.A. ホフマンの童話による)
[舞台装置・衣裳]オラフ・ツォンベック [照明]立田雄士 [指揮]大井剛史
[管弦楽]東京フィルハーモニー交響楽団 [児童合唱]東京少年少女合唱隊

金平糖の精:川村真樹
王子:芳賀望

クララ:井倉真未
雪の女王:厚木三杏
ドロッセルマイヤー:冨川祐樹

シュタルバウム:逸見智彦
シュタルバウム夫人:楠元郁子
フリッツ:高橋一輝
ハレーキン:グリゴリー・バリノフ
コロンビーヌ:高橋有里
トロル:八幡顕光
ねずみの王様:小笠原一真
くるみ割り人形:八幡顕光

スペイン:湯川麻美子、高木裕次
アラビア:厚木三杏、輪島拓也
中国:長田佳世、吉本泰久
トレパック:グリゴリー・バリノフ、八幡顕光、福田圭吾
葦の精:さいとう美帆、小野絢子、大和雅美
花のワルツ:遠藤睦子、丸尾孝子、堀口純、寺島まゆみ、陳秀介、福岡雄大、マイレン・トレウバエフ、江本拓

新制作された新国立劇場オリジナル版。演出・改訂振付は、今シーズンを最後に劇場を離れることが決まっている牧阿佐美女史。
急に思い立ち、何とかスケジュールを調整し、死角だらけの当日券Z席で観る。ま、そんな状態でまともな感想が書けるわけもなく。とりあえず、すっげー大雑把に言うと、牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』を物凄ぉーーーーーくゴージャズにした感じ? プロローグとエピローグに現代の東京を付け加えただけで、あとは既視感バリバリでした。あ、でも、ドロッセルマイヤーの甥は出てきません。その代わり、ブルーマンな従者をふたり従えておりました。

「クララ、雪の女王、金平糖の精をそれぞれ別々のダンサーが踊るのは……(中略)……“観客の皆さまにバレエ団の主役級ダンサーたちを一晩に複数ご覧いただきたい”という考えから」だそうで、その目的は充分達せられていたと思われ。ただ、誰かひとりをじっくり観たい場合は、物足りないし(牧バレヱで観ていた時は王子がお目当てだったから、そんなふうに思わなかったンだな、と)、何より、2幕の金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥが、全然、盛り上がらないンだよね。人数が多い分、花のワルツの方が幸福感に満ち溢れていたり。
あと、「物語を現代の東京からはじめ」れば「現代の私たちに通じる」かというと、そんな単純な話ではないわけで。う〜む。

それにしても、ここはほんっとに層が厚いね。マヂで感嘆いたしました。今更だけど、もうちょっと良席で観たかったわ。

|

« 観たかったよ、ソンビ | トップページ | 子鹿のような目 »

2009年鑑賞記録」カテゴリの記事