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2010年12月 7日 (火)

師走の二人会

2010年12月7日(火)〜8日(水) 中野スタジオあくとれ

松橋登さんと坂元貞美さんによる《師走の二人会》。2006年から年に1回ずつ回を重ね、スケジュールが合わなかった昨年はお休みし、今年が4回目だそうな。
終演後は、ビール片手にキャスト、スタッフ、観客が思い思いに歓談。少人数だからこそ可能な、とっても和やかな会でした。

上方落語『播州皿屋敷』 ◎ 坂元貞美

舞台中央に高座。上手にめくり台。下手に定式幕(実際に使用するわけではなく、あくまでも雰囲気作りとして)。
さすがは役者。語りのテンポもよく、地の文と会話文の移り変わりや登場人物の演じ分けなども実にスムーズ。ご本人が「素人落語です」とおっしゃる割には、しっかり笑わせていただきました。

ここで15分の休憩。その間に舞台転換。先程まで和服を着ていた坂元さんも、Tシャツに着替えて撤収を手伝ってました。働き者だ(笑)。

『節子・挽歌』吉本哲郎 ◎ 松橋登

舞台中央に椅子。上手に枯れ枝と枯れ葉。下手に瀟洒なランプ。上手奥から現れた松橋さんは、手にした枯れ葉をそっと舞台に散らすと、徐に椅子に座る。

妻を喪った男が現実を受け入れるまでを描いた短篇。九州在住の精神科医・吉本哲郎さんが、今回のために書き下ろしたそうな。悪夢にも似た幻想譚でありながら、妻の死や男の置かれている状況が徐々に明らかにされていく様は一種のミステリのようでもあり。

それにしても、松橋さんの朗読はイメージの喚起力がほんっとに強い。発せられた言葉は次々と明確な像を結び、瞬く間に物語世界を構築していく。あと、やっぱ松橋さんの声には哀切な話が合うわ〜。

ってことで、今年の松橋さんは今回で打ち止め。来年は《朗読の会》でスタートらしい。

松橋登・原啓一 朗読の会

2011年2月26日(土)
14:30〜/19:00〜 全2回公演
器とcafe ひねもすのたり

原さんは今回の公演にもスタッフとして参加してましたけど、なかなかのイケメンでしたよん。

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