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2011年11月21日 (月)

劇作家の作業場 川村毅『4』初稿リーディング

2011年11月21日(月) シアタートラム
http://setagaya-pt.jp/

[作・演出]川村毅
[舞台]木村光晴、遠藤幸男
[照明]上山真輝、杉本公亮、鈴木麻仁、井口眞
[音響]尾崎弘征、阿部史彦、豊原美晴

吉田鋼太郎
扇田拓也
中村崇
手塚とおる

死刑囚、刑務官、裁判員、法務大臣のモノローグとダイアローグ。途中で「交替しますか?」なんて台詞が出てきて、本当に役を交替したりして、4人の男たちの本来の立場や目的はわからないまま物語は進む。どこへ帰着するのか必死に考えながら観ていたら……終わっちゃったよ(笑)。

戯曲初稿の一部をリーディングってことで、今回は前半のみ。作品の全貌は「来年11月シアタートラムで白井晃演出により上演」されるまでお預けだそうな。いや〜、これは楽しみ。

上演後は劇作家と出演者によるポストトーク。

昨年、川村が現代能楽集で書いた『愛の鼓動』(感想はこちら)も死刑囚と刑務官の話で、それをもう少し突き詰めてみたいと思ったそうな。死刑囚と関係してない関係性とか、死刑をめぐることどもとか。

今回のような企画(リーディングや仮実演を経て本公演に至る)は、フランスのテアトル・ウヴェールで実践されているらしい。ンで、こういう場合、あくまでも書き手として劇場と向き合う方が齟齬が生じない、とのこと。

手塚曰く、「自分の声で川村さんが考えることを語るのはecstasy」。
吉田曰く、「最近の文体は装飾がないし、固有名詞もない」。

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