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2011年11月 3日 (木)

新国立劇場バレエ団『パゴダの王子』

2011年10月30日(日)〜11月6日(日) 新国立劇場 オペラ劇場(オペラパレス)
http://www.nntt.jac.go.jp/

[振付]デヴィッド・ビントレー [音楽]ベンジャミン・ブリテン
[装置・衣裳デザイン]レイ・スミス [照明デザイン]沢田祐二
[指揮]ポール・マーフィー [管弦楽]東京フィルハーモニー管弦楽団

さくら姫:長田佳世
王子:芳賀望
皇后エピーヌ:川村真樹
皇帝:マイレン・トレウバエフ

北の王:福田圭吾
東の王:奥村康祐
西の王:小口邦明
南の王:厚地康雄
道化:吉本泰久
宮廷官吏:貝川鐵夫

大絶賛とまではいかないけど、それなりに面白かったですよん。一種のテーマパークみたいで。ってゆうか、そもそもここまでアバウトなジャパネスクだと、ツッコミする気も起きません(笑)。ベジャール振付の『ザ・ガブキ』は一部正確だったりするから、却って重箱の隅をつつきたくなるンだよね。
ま、今日は直前に取った上階の席、しかも、前に座ったおやぢが激しく身を乗り出していて(一応、注意はしましたけど)、舞台に集中できなかったのも事実。6日にもう1回観るので、作品全体については、後日また改めて。

さくら姫は、先日のオープニング・ガラの記憶も鮮やかな長田佳世。登場シーンのインパクトこそ弱かったものの、安定したテクニックと豊かな表現力で奥床しく凛としたさくら姫を見事に造型。それにしても、彼女のアームスはほんっとに美しいですね。うっとり〜。
元Kバレエカンパニー同士ということもあって、王子の芳賀望との相性もまずまず。

皇后エピーヌは、ある意味、主役以上にたいへんそう。全幕に登場するのはもちろん、衣裳替えも多く、影の主役とでも呼びたくなるような活躍ぶり。川村真樹はcool beauty系。今の生活に倦んでいて、自分自身を持て余している感じ。皇后としての苛烈さは薄いものの、妖艶な悪女ではありました。

皇帝のマイレン・トレウバエフと道化の吉本泰久は相変わらず芸達者ですのぉ。3幕の軟禁状態の皇帝と彼に付き添う道化の姿に、黒澤明監督『乱』を思い浮かべたり。
そうそう、吉本ファンは余裕を持って劇場に行かれた方がよろしいかと。開演前の緞帳前で小芝居してます。

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