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2011年11月20日 (日)

シルヴィ・ギエム+ロベール・ルパージュ+ラッセル・マリファント『エオンナガタ』

2011年11月17日(木)〜20(日) ゆうぽうとホール
http://www.nbs.or.jp/

[照明デザイン]マイケル・ハルズ
[衣裳デザイン]アレキサンダー・マックイーン
[サウンド・デザイン]ジャン=セバスティアン・コテ

シルヴィ・ギエム
ロベール・ルパージュ
ラッセル・マリファント

18世紀のフランスでルイ15世の寵愛を受け、外交官やスパイとして活躍したシュヴァリエ・デオン(騎士エオン)ことシャルル・ド・ボーモン。彼の数奇な人生を、国籍やジャンルを越えて結集した3人──シルヴィ・ギエム、ロベール・ルパージュ、ラッセル・マリファント──のコラボレーションによって描いていく。

性別や国籍、アイデンティティに引き裂かれていくエオンの姿を、様々な文化や芸能の要素を用いて浮き彫りにしていくという手法は面白い。ただ、あれこれ詰め込み過ぎというか、洗練さと雑然さが混在しているというか、そこはかとなく統一感に欠ける気がしないでもない。
3人の出演者がそれぞれ得手と不得手を披露する公平感は清々しいと思いつつ、構成・演出の立場をより明確にした方が完成度は高かったのではないかな、と。

ギエムの語りもなかなか巧かったけど、それほど動けるとは思えない体型のルパージュが、意外によく動いていたのにビックリ〜。

象徴的な衣裳と立体的な照明が素晴らしい。

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