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2011年12月20日 (火)

七世松本幸四郎襲名百年 日生劇場 十二月歌舞伎公演 夜の部

2011年12月7日(水)〜25日(日) 日生劇場
http://www.kabuki-bito.jp/

昼の部の海老蔵があまりにもtoo muchだったので、夜の部は覚悟して出掛けたものの、いや、もう、なんつーか、顔芸とでも言いたくなるような弁慶に目眩が……。この人は、一体、どこを目指してるの

『錣引 −摂州摩耶山の場−』

順礼七兵衛 実は 上総悪七兵衛景清:市川染五郎
虚無僧次郎蔵 実は 三保谷四郎国俊:尾上松緑

木鼠次段太:片岡市蔵
長谷三郎:坂東亀寿
忠光妹伏屋:市川笑也

海老蔵が出てないと心穏やかに観られます。その代わり、あまり記憶にも残らないンだけど(爆)。
……ってゆうか、ほんっとに何も残ってないわ。強いて言えば、だんまりがだんまりに見えなかったことくらい?

『七世松本幸四郎襲名百年 口上』

尾上松緑
市川染五郎
市川海老蔵

昭和四十年に行われた『七世松本幸四郎追善 三月大歌舞伎』での口上(高麗屋三兄弟──十一代目團十郎、八代目幸四郎、二代目松緑──による)に倣って、素顔に紋付袴姿。

口上は海老蔵が一番真っ当、ってゆうか、在り来たりのことしか言わない。う〜む。

『勧進帳』

武蔵坊弁慶:市川海老蔵
富樫左衛門:尾上松緑
源義経:市川染五郎

亀井六郎:坂東亀三郎
片岡八郎:坂東亀寿
駿河次郎:市川猿弥
常陸坊海尊:片岡市蔵
太刀持音若:中村梅丸

私が海老蔵にハマったのは、平成十一年の浅草公会堂で『勧進帳』を観た時(当時は新之助)。初役で弁慶に挑戦する姿に、思わず「一生あなたについて行きます!」と誓ったンだけど、ほんっとについて行って大丈夫?

最初こそ気にならなかったものの、勧進帳の読み上げあたりからおかしくなってきて、山伏問答、義経の打擲、判官御手と、どんどんどんどん大仰になっていく。そりゃあ弁慶だもの、豪快さは大切。とは言え、大袈裟に顔を歪めたり、獣のように唸ったりするのは、如何なものかと。もっと普通にやろうよ、普通に。
ま、でも、最後の花道の引っ込みを目にすると、それまでのあれやこれやすべて忘れて、感激モード全開になっちゃうンだけどね(笑)。

それにしても、あの弁慶を相手に富樫の松緑が最後まで端正さを崩さなかったは立派だわ。

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