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2012年5月 7日 (月)

としま文化フォーラム100回記念特別講演会『野田秀樹と近藤良平対談』

2012年5月7日(月) 豊島公会堂(みらい座いけぶくろ)
http://www.toshima-mirai.jp/

野田秀樹(劇作家・演出家・役者)
近藤良平(コンドルズ主宰・振付家・ダンサー)

昨年9月21日に台風の影響により延期いたしましたがこのたび開催の運びとなりました」ってことで、行ってきました、池袋。18:30会場着はどう考えても無理なので、最初から遅刻モード。お偉いさんたちの挨拶が終わって、ちょうどふたりの対談が始まったあたりからの参加です。

会場がメチャメチャ古めかしい。昔の体育館というか、田舎の公民館というか。どのへんが「みらい座」?

本日は『THE BEE』の休演日らしく、「休みの日まで会いたくないよ」と、お互いに言ってみたり。特に司会は立てず、ふたりでまったり進行。前半は池袋との関わりとか、東京芸術劇場のリニューアルのこととか。後半は『THE BEE』初演の映像を観ながら裏話など。

以下、印象に残ったことを簡単に。

盆踊りにも、一応、“盆踊り協会”みたいな団体が存在し、そのチェックを経て、初めて「盆踊り」と認められるらしい。

東京芸術劇場の中劇場は「プレイハウス」と名前を変え、舞台と客席との距離を近づけるため、横に広がった両サイドを削り、後方の席を少し高くし、上に積んでいく形状にするらしい。

『THE BEE』初演の映像を観て……
動きが振付っぽい。今度の方がいい。
使用する素材(紙やゴム)の面白さ。思うようにならないこと、それこそが演劇的。
(台詞のある芝居は初めてだった近藤について)役者の成長ってあるンだな。
日本のスタッフは優秀。ただし、優秀過ぎて、余地を残さない。偶然の余地があってこそ演劇。
“ゆれる”役者と“ぶれる”役者の違い。

前日の『THE BEE』上演中に気分が悪くなった人がいて、ちょっとしたパニックになったそうな。それでも芝居は続けなくちゃいけないし、視線はそっちの方へ行っちゃっうし……で、たいへんだったけど、1日経ったら笑い話になっちゃうンだねぇ、と。

最後に参加者からの質問をひとつだけ。『THE BEE』の共演者についてどう思うか?
「それぞれ違う」と近藤。野田、それに補足するように。
秋山菜津子:巧い。隙なく汚れている。ストーリーが明確に伝わる。
宮沢りえ:処女性を感じる。神聖なものを穢しているようで、より痛々しい。
浅野和之:身体の表現力が物凄い。
池田成志:相手をよく見ているので、言葉のキャッチボールがしやすい。

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