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2012年9月 9日 (日)

RADAイン東京20周年記念公演『人形の家』

2012年9月7日(金)〜9日(日) シアターグリーン
http://www.i-of-dramatic-arts.com/

[作]ヘンリック・イプセン [翻訳]三輪えり花
[演出]ニコラス・バーター [美術]岡田志乃 [照明]古宮俊昭
[衣裳]萩野緑 [音響]返町吉保 [振付]小牧らん

クログスタ:松橋登
ランク:得丸伸二
ヘルメル:石田博英
ノーラ:井上薫
リンデ:要田禎子
アンヌ:江川泰子

至ってオーソドックスな演出。「新たにノルウェイ語から翻訳した台本」を使用していることもあってか、非常に明快な芝居に仕上がっていた。2008年にデヴィッド・ルヴォー演出で観た時にも思ったけど、この戯曲は、今でも充分、通用するのね。

……と言いながら、翻訳物の居心地の悪さを再認識してみたり。例えば、ヘルメルがノーラを「小鳥ちゃん」とか「小リスさん」とか呼ぶ時のこっぱずかしさ。要するに、妻をひとりの人間としてではなく、単なる愛玩小動物としてしか見てないことがわかればいいンだから、そのまんま訳さなくてもいいような。ま、単に役者に説得力がなかっただけかも知れないけど。

2幕冒頭、クログスタの松橋登さんとリンデの要田禎子さんのシーン。ふたりの過去が鮮明に感じられて印象に残る。

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