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2013年4月13日 (土)

歌舞伎座新開場 柿葺落四月大歌舞伎 第一部

2013年4月2日(火)〜28日(日) 歌舞伎座
http://www.kabuki-bito.jp/

Kabukiza_new

絨毯の毛足がメチャメチャ長い。思わず足を取られるほど。写真は、三階B席最後列からの見え方。花道の七三あたりは問題ないかと。音が響くせいか、意外と客席の声が気になったり。何となく圧迫感を覚えるのは、窓がなくなったから?

『壽祝歌舞伎華彩 鶴寿千歳』

鶴:坂田藤十郎
春の君:市川染五郎
宮中の男:河原崎権十郎
同   :中村亀鶴
同   :尾上松也
同   :中村萬太郎
同   :大谷廣太郎
宮中の女:市川高麗蔵
同   :中村梅枝
同   :中村壱太郎
同   :尾上右近
同   :大谷廣松
女御:中村魁春

まずは、歌舞伎座の新開場を寿ぐ舞踊から。
当初の予定では、雌鶴に藤十郎、雄鶴に團十郎、という配役だったところを、團十郎の急逝に伴い、「振付、演出の変更を以って上演」となった。

いや〜、さすがですね、藤十郎。正面のセリから出てきた瞬間、舞台の空気が一変する。それほど踊るわけでもないのに、存在感が抜群。それまで踊っていた面々はなんだったのか、と。
ま、その中では、女御の魁春と宮中の男の権十郎は一日の長。春の君の染五郎は踊りが小さく、そこはかとなくもっさりした印象。

十八世中村勘三郎に捧ぐ
『お祭り』

鳶頭 鶴吉:坂東三津五郎
同  亀吉:中村橋之助
同  磯松:坂東彌十郎
同  梅吉:中村獅童
同  松吉:中村勘九郎
同  竹吉:片岡亀蔵
芸者 おこま:中村福助
同  おせん:中村扇雀
同  おなか:中村七之助
若い者 寿吉:坂東巳之助
同   成吉:中村国生
同   駒吉:中村宗生
同   扇松:中村虎之介
同   翫吉:中村宜生
手古舞 おしん:坂東新悟
同   おゆう:中村児太郎

続いて、急逝した勘三郎を偲び、三津五郎、勘九郎、七之助を中心とした中村屋一家一門による舞踊。
勘九郎が長男・七緒八の手を引き、七之助と一緒に花道を出てくるあたりで、思わず泣きそうになる。
そして、床几に腰掛けているだけの茶屋女房の小山三。どうぞ長生きしてください。

普段は華やかな雰囲気の踊りなんだけど、今日は妙に湿っぽくなってしまったよ……。

『一谷嫩軍記 熊谷陣屋』

熊谷次郎直実:中村吉右衛門
熊谷妻 相模:坂東玉三郎
経盛室 藤の方:尾上菊之助
亀井六郎:中村歌昇
片岡八郎:中村種之助
伊勢三郎:中村米吉
駿河次郎:大谷桂三
梶原平次景高:澤村由次郎
堤軍次:中村又五郎
白毫弥陀六 実は 弥平兵衛宗清:中村歌六
九郎判官義経:片岡仁左衛門

前ふたつが舞踊ということもあり、「ここからが本番〜♪」と楽しみにしていたのに……。前日の仕事が予想外に長引き、帰宅したのは26時半。案の定、寝不足で半分以上は意識が飛んでおりました。あー、やっぱライヴの翌日にするンじゃなかったわ。

とりあえず、覚えていることを簡単に。
義経の仁左衛門、芝居がかなり独特。終盤の熊谷に首を見せるところでは、思いっきり顔を背けてみたり。う〜む、ちょっとやり過ぎじゃ?
あと、玉三郎と菊之助が並ぶと母娘にしか見えないな、とか、熊谷の吉右衛門は花道の出も引っ込みも情が感じられていいな、とか。

これだけではあまりにも情けないので、近いうちに幕見したい。

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