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2013年5月22日 (水)

マラーホフの贈り物 ファイナル!

◆プログラムA
2013年5月21日(火)〜22日(水) 東京文化会館
http://www.nbs.or.jp/

[ピアノ]菊池洋子(『ギルティー』、『椿姫』)

ようやくNBSもまともなピアニストを使うようになったか。とは言え、ショパン向きではなかったけどね。ま、少しずつ改善していってくださいませ。
仕事の都合で1部は捨てました。安い席だったから諦めもついたけど、S席だったら暴れていたかも。

【第1部】※データのみ

『白鳥の湖』第2幕より
[振付]レフ・イワーノフ [音楽]ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

オリガ・スミルノワ、ウラジーミル・マラーホフ
東京バレエ団

『トゥー・タイムス・トゥー』
[振付]ラッセル・マリファント [音楽]アンディ・カウトン

ルシア・ラカッラ、マーロン・ディノ

『ギルティー』
[振付]エドワード・クルグ [音楽]フレデリック・ショパン

マライン・ラドメーカー

『ラ・ペリ』
[振付]ウラジーミル・マラーホフ [音楽]ヨハン・ブルグミュラー

吉岡美佳、ウラジーミル・マラーホフ

『海賊』より奴隷のパ・ド・ドゥ
[振付]マリウス・プティパ [音楽]コンスタンティン・フリードリヒ・ペーター

ヤーナ・サレンコ、ディヌ・タマズラカル

【第2部】

『シンデレラ』
[振付]ウラジーミル・マラーホフ [音楽]セルゲイ・プロコフィエフ

ヤーナ・サレンコ、ウラジーミル・マラーホフ

第2部開始5分前のアナウンスと共に席に着く。
まだちょっと仕事モードを引きずっていたため、何だかよくわからないうちに終わってしまいました。
オペラグラスを使わなければ、マラーホフの膨らみも、別段、気にならず。

『フランク・ブリッジの主題による変奏曲』
[振付]ハンス・ファン・マーネン [音楽]ベンジャミン・ブリテン

マリア・アイシュヴァルト、マライン・ラドメーカー

ブリッジはブリテンの師。序奏と主題、それに続く10の変奏で構成された曲なので、音楽と振付、それぞれのスタイルがどう絡み合っていくのかを楽しむ作品のような。

振付のハンス・ファン・マーネンは今年のブノワ賞を受賞したンですね。

『レ・ブルジョワ』
[振付]ヴェン・ファン・コーウェンベルク [音楽]ジャック・ブレル

ディヌ・タマズラカル

前に観た時は「若過ぎる」と思ったけど、今日はそんなこと、全然、なかった。肩の力がいい感じに抜けて、洒脱な味わいがたっぷり。大人になったね〜。

『椿姫』より第3幕のパ・ド・ドゥ
[振付]ジョン・ノイマイヤー [音楽]フレデリック・ショパン

ルシア・ラカッラ、マーロン・ディノ

振付のひとつひとつに丁寧に言葉を乗せていて、今まで観たハンブルクやシュツットガルト、あるいは、パリ・オペラ座のパ・ド・ドゥとはまったく違う印象。なんつーか、論理的というか、理詰めというか。ワタクシ的には、迸る感情の奔流に抗えなくなっていく方が好きだけど、これはこれで興味深かった。

終盤。ディノがラカッラに向かって手を差し延べる姿に、『勧進帳』の「判官御手をとり給い」を思い出したり(笑)。そんなふうに発想を飛躍させてくれるダンサーは嫌いじゃないです。

『白鳥の湖』より“黒鳥のパ・ド・ドゥ”
[振付]マリウス・プティパ [音楽]ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

オリガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン

う〜む、これまた随分と大味なオディールだこと。王子を押し倒さんばかりの勢いが却って微笑ましく。上階で観ていたせいか、それほどオーラも感じられず。ま、ブノワ賞も受賞したことだし、今後に期待いたしましょう。

チュージンは普通によかったです。

『瀕死の白鳥』
[振付]マウロ・デ・キャンディア [音楽]カミーユ・サン=サーンス

ウラジーミル・マラーホフ

生の儚さは美の儚さにも通じるわけで。時は残酷だな、と。
ありのままの姿を曝け出して踊るマラーホフにダンサーとしての覚悟を見たような気になるも、案外、本人は自分の体型に自覚がなかったり(さすがにそんなことはないか……)。

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