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2014年7月13日 (日)

第2回グラン・ガラ・コンサート 田北志のぶ&ボリショイ&マリインスキー トーク&サイン会

2014年7月13日(日) チャコット渋谷本店 4階
http://www.chacott-jp.com/j/

舞台の余韻を楽しみたい私は出待ちをしないので、こんな機会でもなければ一生サインはもらえないと思い、行ってきました、チャコット渋谷本店。ま、すぐ近くの999.9に用事もあったンだけど。

当初発表されていた田北志のぶ、イーゴリ・コルプ、マリア・アラシュ、ルスラン・スクヴォルツォフの他に、エカテリーナ・マルコフスカヤ、アレクサンドル・ザイツェフ、ブルックリン・マックも来店。チャコットのTwitterに写真があります〜。

観覧者は20名前後で、全員、サイン会にも参加できました。この手のイベントは初めてだったので、意外と少ないンだな、というのが正直なところ。

チャコットのスタッフが司会を担当。通訳は1名。そうか、マック以外はロシア語で事足りるのか。最初に自己紹介(所属と名前)。例によって、記録ではなく、記憶です。

──まず最初に、田北さんからガラ公演を開催することとなった経緯をお話しいただけますか?
田北「震災後、海外に住む日本人としてできることをしたいと思い、キエフでチャリティ公演を行いました。アラシュさんはその時から参加してくれています。公演をご覧になった方々がたいへん喜んでくださったので、この喜びを被災地の皆様にも伝えたくて、現地での開催を考えました。劇場を探していたところ、キエフにある日本センターの所長が東京エレクトロンの会長とお知り合いだとわかり、ホールを借りられないだろうか……ということから始まりました」
  「昨年は3月の開催だったので、シーズン中のため、参加したくても参加できないダンサーが沢山いました。そうしたダンサーも、キエフに住む人々も、日本のことを心配してくれています。今回も参加したいと言ってくれたダンサーは沢山いましたし、エレーナ(・エフセエワ)もすごく行きたかったと言っていました。とにかく、皆、忙しい中を参加してくれました」

──前回に引き続き参加してくださった皆さんから一言ずつお願いします。
アラシュ「日本の観客は大好きですし、日本に来るのも大好きです。どのような形であれ、人々の助けになれるのは嬉しいです」
ザイツェフ「このような公演が2回目もできるということは、たいへん意義深いことです」
マルコフスカヤ「ふたりに付け加えることはありませんが、日本の観客にはいつも本当に感謝しています」
コルプ「志のぶさんはキエフで暮らしているのに、このような活動をしていることに敬意を表します。ウクライナと日本は遠いですが、こうして頑張っている姿は素晴らしいと思います。震災は大きな出来事であり、無関心ではいられません。この先も援助をしていきたいです」
マック「芸術は皆の心をひとつにするものです。私たちはダンサーなので、ダンスを通じて気持ちを通わせます。チャリティの意義は、一瞬でも苦しみを忘れ、楽しい気持ちを感じてもらうことにあります。そのようなことを踊りによってできるのが素晴らしいです」
スクヴォルツォフ「私は今回が初めてですが、参加できることを嬉しく思います」

──スクヴォルツォフさんへ、仙台公演はいかがでしたか?
スクヴォルツォフ「お客様の反応が素晴らしかったです。日本はいつもそうです。暖かくて感謝に満ちています。震災から3年経ちました。日本の人々は奥床しいので辛さを表には出さないかもしれませんが、今回の公演を通して心を癒やしてもらえるのでしたら、大きな意義があると思います」

──アラシュさんへ、まったく違う2作品を踊られますが、気持ちの切り替えはどうするのでしょうか?
アラシュ「私はプロですので、それが仕事です。まったく違う演目ですが、どんな風に気持ちを切り替えているのか、お客様に気づかれないようにするのが私の仕事です。お客様に楽しんでもらうのが私の仕事です」

──田北さんへ、プロデューサーとして演目はどのように選定したのでしょうか?
田北「1回目はクラシックを中心に。やはりクラシックは心を癒やしますから。それから、バレエファンを対象にしていませんので、初めての人にもわかりやすいものを選びました」
  「今回はそれぞれの持ち味が出る作品を選んでます。もちろん、皆さん、何でも踊れますが、持ち味が出る作品を踊ってもらうことで、お客様に喜んでもらいたいと思いました。あと、音楽が聴き慣れたものです」
  「バレエの紹介も兼ねていますので、お客様がそれぞれに好きなものを選んで、次に繋げていただきたいです。今回に限らず、お客様には自分たちで考えていただき、それによって公演を意味のあるものにしていきたい、と思っています」

──コルプさんへ、田北さんと『シェヘラザード』を踊るのは初めてだそうですが、いかがですか?
コルプ「志のぶさんとは長い知り合いですし、今回はとても準備に時間をかけました」
田北「2007年にオーチャードホールで『ライモンダ』を上演した際はリハなしでやりましたので、それに比べれば、今回は充分に準備できた、ということです(笑)」
コルプ「志のぶさんと一緒に踊れて満足です」
田北「彼は毎回違うので、たいへんです。今日もリハで変わりました。でも、やる度にいろいろなものが+αされるので、楽しいです。同じものを踊っていても新鮮なんです」

──ザイツェフさんへ、ウヴェ・ショルツ振付『赤と黒』もローランド・アレシオ振付『太陽に降り注ぐ雪のように』も日本では馴染みのない演目ですので、ご紹介いただけますか?
ザイツェフ「ショルツ作品は音楽性が豊かで、情熱があります。アレシオ作品はユーモアのセンスが入っています。あともうひとつ、『Les bourgeois』も踊りますので、お楽しみに!(笑)」
マルコフスカヤ「ショルツはもう亡くなりましたが、生前はリハにも付き合ってくれました。彼は音楽性を強調していました。アレシオはユーモアがあります。簡単そうに見えて、結構、たいへんな踊りなんですよ」
ザイツェフ「彼女は『Les bourgeois』を踊りませんが、私は踊ります(笑)」

ここで質問タイム。ンが、誰も質問せず、再び司会者から。

──日本で行きたい場所があれば教えてください。
ザイツェフ「1992年の初来日から毎年のように日本に来ていますので。逆に、皆さんは何を楽しみにバレエ公演にいらしているのか、聞かせてください」

ってことで、ダンサーから逆質問。それに対して、最前列の女性が……
「私はバレエをやっているので、皆さんの表現を観て、いろいろと参考にしています。また、皆さんのプロフェッショナルな姿勢は、自分の仕事にも生かせます」

この後、順番にサインをしてもらい、最後にダンサー全員が一言ずつ挨拶して終わりとなりました。サインをしてもらう時に言おうと思っていたあれこれが、コルプ君を前にしたらキレイサッパリ消えてしまい、結局、「Большое спасибо」しか言えなかったよ。何て小心者なんだ。>ぢぶん

田北さんは男前、スクヴォルツォフとザイツェフはお茶目、アラシュはプロフェッショナル、マルコフスカヤはキュート、マックは穏やかそうな印象。そして、カメラ持参でちょこちょこ写真を撮っていたコルプ君。マイペースやわ〜。

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