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2015年7月22日 (水)

東日本大震災復興祈念チャリティ・バレエ 第3回グラン・ガラ・コンサート 私たちはひとつ!!

2015年7月22日(水) Bunkamura オーチャードホール
http://fsquare-freedomstudio.co.jp/
http://www.bunkamura.co.jp/

[芸術監督]アラ・ラゴダ [プロデューサー・演出]田北志のぶ

1階は8割くらいの入り。2〜3階はもうちょっと少なかったかな。割引チケットや招待券がかなり出回っていたみたいだけど、何とか格好はついたような。オーチャードの1階席は嫌いなので、バルコニーからまったり鑑賞。

【第1部】

『アルレキナーダ』より ヴァリアシオン
[音楽]リッカルド・ドリゴ [振付]マリウス・プティパ

二山治雄(特別出演)

ヴァリアシオンだけなので、始まったと思ったら、あっという間に終了。
彼はいくつくらいなのかしらん? この先、もう少し身長が伸びるといいけど。

『海賊』より メドーラとアリのグラン・パ・ド・ドゥ
[音楽]リッカルド・ドリゴ
[振付]ワフタング・チャブキアーニ、アレクサンドル・チェクルイギン

オレーサ・シャイターノワ、ブルックリン・マック

幕開きを若手で繋ぐ流れはよかったと思われ。テクニシャンふたりで、客席が一気に盛り上がる。しかも、凄いことをやっているのに、これ見よがしでないのがいい。

『DEUX』
[音楽]ジャック・ブレル [振付]クレール・ブリアン

エレーナ・エフセエワ、アンドレイ・エルマコフ

本日からエフセエワが合流。デュエットのヴァージョンを初披露。
久しぶりに観たエフセエワは憑き物が落ちた……じゃなくて……肩の力が抜けた印象。身長差があるので、エフセエワがエルマコフにすっぽり収まる感じが何ともセクスィ。これ、結構、好きかも。

『白鳥の湖』第三幕より 黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
[音楽]ピョートル・チャイコフスキー [振付]マリウス・プティパ

マリア・アラシュ、アレクサンドル・ヴォロチコフ

アラシュはそこそこ復調していたけど、ヴォロチコフはまだまだ重そう。
ってゆうか、この演目を選んだのがよくなかったンじゃ?

『カルメン組曲』抜粋
[音楽]ジョルジュ・ビゼー/ロジオン・シチェドリン編曲
[振付]アルベルト・アロンゾ

田北志のぶ、アレクサンドル・ザイツェフ、イーゴリ・コルプ

さすがにこのレベルのダンサーになると、踊る度にどんどん深化してくる。今日はカルメンとホセの絡みも見応えのあるものになっていた。

田北は腕も長いし、脚のラインも綺麗なんだけど、身体の薄さに比してちょっと頭が大きいというか、髪飾り(シニョンを結って大振りの真っ赤な花を飾っている)のせいで頭に目がいってしまうというか、そこはかとなくバランスが悪い。

コルプは今日も安定の出来。もっと濃厚にしようと思えばできるのに、パートナーに合わせてきちんと押さえてくるあたり、やっぱ真摯なダンサーだな、と。彼の踊りそのものも好きなんだけど、そうした姿勢──作品や役柄、さらには、パートナーに対する向き合い方──も好きなんだよね。

【第2部】

『グラン・パ・クラシック』より ヴァリアシオン
[音楽]ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール
[振付]ヴィクトル・グゾフスキー

二山治雄(特別出演)

1部よりのびのび踊っておりました。

『愛の伝説』より メフメヌ・バヌーとフェルハドのパ・ド・ドゥ
[音楽]アリフ・メーリコフ [振付]ユーリー・グリゴローヴィチ

マリア・アラシュ、アレクサンドル・ヴォロチコフ

ボリショイ組はこちらの方が格段によかったです〜。
逆立ちリフトの時、アラシュがヴォロチコフのベルトをむんずと掴んでいて、グリゴローヴィチの振付って、ホント、鬼だよな。

フェルハドがメフメヌ・バヌーの幻想だということが明確にわかると、尚よろし。

『瀕死の白鳥』
[音楽]カミーユ・サン=サーンス [振付]ミハイル・フォーキン

田北志のぶ

命あるものはいつか死を迎える。だからこそ、皆、生を希求する。

『バヤデルカ』第二幕より ガムザッティとソロルのグラン・パ・ド・ドゥ
[音楽]レオン・ミンクス [振付]マリウス・プティパ

オレーサ・シャイターノワ、ブルックリン・マック

揃える気はないですか、そうですか。

『Notation I-Ⅳ』
[音楽]ピエール・ブーレーズ [振付]ウヴェ・ショルツ

アレクサンドル・ザイツェフ

音楽と振付の一体感が凄まじく、それをまた完璧に踊り切るザイツェフも素晴らしい。いやいやいやいや、堪能いたしました。

『ロミオとジュリエット』より バルコニーのパ・ド・ドゥ
[音楽]セルゲイ・プロコフィエフ [振付]レオニード・ラヴロフスキー

田北志のぶ、イーゴリ・コルプ

このふたりで『R&J』をやると知った時には、正直、怖いもの見たさ、って気分だったけど、こちらの予想とは裏腹に至極真っ当なアプローチで作品の世界観を成立させていた。
コルプの踊りが一時期より持ち直したのも嬉しい。

床の照明は窓を表していたのね。上から観て、初めて気がついたわ。

『ドン・キホーテ』第三幕より キトリとバジルのグラン・パ・ド・ドゥ
[音楽]レオン・ミンクス [振付]マリウス・プティパ

エレーナ・エフセエワ、アンドレイ・エルマコフ

エフセエワは脚が強いですね。バランスは微動だにせず。グラン・フェッテは左手でチュチュを摘みながら。
ただ、身も蓋もない言い方をしてしまうと、やっぱセカンドソリストの踊りなんだよね。川口でアラシュのキトリを観たせいか、余計、それを感じてしまった。

エルマコフの脚のラインに惚れ惚れ〜。

【フィナーレ】

『花は咲く』

観客へのお花プレゼントの際、コルプはいつも客席後方まで行って、気配りの人だわ。列の中程に向かって投げた花が通路に落ちてしまい、結局、通路際に座っていた少女に手渡していた。お花を貰ったその子の喜びっぷりが微笑ましく。

5分押しで始まって、終演は21:25頃。特別出演の二山が増えた分、上演時間は川口より少しだけ長くなった。

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