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2016年5月20日 (金)

国立劇場 社会人のための文楽鑑賞教室

2016年5月11日(水)〜23日(月) 国立劇場 小劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/

NHK 木曜時代劇『ちかえもん』の影響で文楽が観たくなり、そしたらちょうど国立劇場の文楽鑑賞教室で『曽根崎心中』をやるとわかり、ソッコーでチケットを購入。社会人向けは回数が少ないので、なかなかの激戦でございました。

解説 文楽の魅力

豊竹靖太夫(太夫)
鶴澤寛太郎(三味線)
吉田玉翔(人形)

技芸員による実演を交えた解説。35分という短さなので、もう少し突っ込んで話を聞きたい気はするものの、一通りの基本はわかるかと。

休憩時間にロビーで人形などを展示するので、写真を撮ってFacebookやTwitterに載せてね、ってことで……

Bunraku_1

左から、見台(床本を置くための台)、三味線(太棹)と撥、舞台下駄(主遣い──人形のかしらと右手を遣う──が履き、人形の位置を高くすることで足遣い──人形の両足を遣う──に遣いやすくさせている)。

Bunraku_2

こちらは女方の人形。この写真ではわからないけど、ほとんどの女方の人形には足がないそうな。

『曽根崎心中』

生玉社前の段
    豊竹希太夫
    竹澤團吾

天満屋の段
    豊竹英太夫
    鶴澤燕三

天神森の段
お 初:豊竹睦太夫
徳兵衛:竹本南都太夫
    豊竹咲寿太夫
    豊竹亘太夫
    鶴澤清志郎
    豊澤龍爾
    鶴澤清公
    鶴澤燕二郎

〈人形役割〉
手代徳兵衛:吉田和生
丁稚長蔵:吉田蓑次
天満屋お初:桐竹勘十郎
油屋九平次:吉田文司
田舎客:桐竹勘次郎
遊女:桐竹紋秀
遊女:吉田玉翔
天満屋亭主:吉田玉勢
女中お玉:吉田清五郎
町衆:大ぜい
見物客:大ぜい

◇登場するかしら
手代徳兵衛:源太
丁稚長蔵:丁稚
天満屋お初:ねむりの娘
油屋九平次:陀羅助
田舎客:端役
遊女:娘
遊女:娘
天満屋亭主:端役
女中お玉:お福

ひゃ〜、面白かった! 何故もっと早く文楽を観なかったのかと後悔いたしましたです。はい。

小屋の小ささもあるンだろうけど、太夫の声と太棹の音がびんびん響いて、何とも心地好い。人形も、時に役者以上に雄弁で、ほんっとに惹き込まれる。主遣いが顔を出しているのが、これまたいいのよ。

天満屋の段。縁の下に忍び込んだ徳兵衛がお初の足を喉元に当てて心中の決意を伝える、あの有名な場面では、お初にもちゃんと足がある!(上述した通り、通常、女方の人形には足がない)

ちなみに、舞台上部に字幕が出るし、無料配布のプログラムに床本も載ってるし、初心者でもまったく無問題ですよん。

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