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2017年3月 2日 (木)

取捨選択

週末介護に加え、虚弱体質気味の猫と暮らしている身としては、以前のように「あれもこれも」と観劇予定を入れるわけにはいかず、常に「あれかこれか」の取捨選択を迫られる。

今週末も、歌舞伎座の三月大歌舞伎にするか、牧阿佐美バレヱ団の『三銃士』にするか、散々、迷った挙げ句、偶然、良席の戻りを発見した歌舞伎座をポチッとな。ま、海老蔵の助六はともかく、雀右衛門の揚巻初役は見逃せないさね。牧は次回の『ドン・キホーテ』までお預けといたしましょう。ちなみに、パリ・オペラ座は早々に私の選択肢からは消えておりまする。

昨日は久しぶりに映画。神保町でルキーノ・ヴィスコンティ監督『家族の肖像』デジタル完全修復版。やっぱこの映画は岩波ホールで観ないと。

Piece_1

教授の部屋に並ぶ調度品や蔵書。壁を埋め尽くす家族団欒画のコレクション。登場人物が身にまとう華麗な衣装。改装された階上の部屋の鮮明な白。完全修復版だけあって、さすがに色彩が美しい。

バート・ランカスター、シルヴァーナ・マンガーノ、ヘルムート・バーガー、ドミニク・サンダ、クラウディア・カルディナーレといった名優たちが奏でる見事なアンサンブルにもうっとり〜。あぁ、もう、エンドレスで観ていたい。

若い頃は、野卑でありながら知性も感じさせるコンラッドしか目に入らなかったけど(演じるヘルムート・バーガーの美しさと言ったら!)、今回は、「ほんっとに乙女なんだからぁ」とバート・ランカスター演じる教授にニマニマしっ放し。

そうそう、ヘルムート・バーガーの衣装って、イブ・サンローランなのね。バギーパンツが可愛かった。あれ、脚が長いから似合うンだよな。写真を探してみたンだけど、適当なものが見つからなかった(↓だと、わかりづらいかも)。

Piece_2

それにしても、今月はちょっと予定を入れ過ぎてしまった。疲れで体調を崩さないといいけど。とりあえず、来月は大人しくしていよう。

◎本日の読書
 『クロニクル・アラウンド・ザ・クロック』津原泰水

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