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2017年5月13日 (土)

国立劇場 五月文楽公演 第二部

2017年5月13日(土)〜29日(月) 国立劇場 小劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/

Roda_maneki

本日初日。ロビーには六代 豊竹呂太夫襲名披露を祝うまねき。華やかですね〜。でも、私が襲名披露口上と襲名披露狂言を観るのはもう少し先の話。まずは第二部から。

『加賀見山旧錦絵』

筑摩川の段
    豊竹亘太夫
    鶴澤燕二郎

又助住家の段
  中:豊竹咲甫太夫
    鶴澤清志郎
  奥:豊竹呂勢太夫
    竹澤宗助

草履打の段
岩 藤:竹本津駒太夫
尾 上:豊竹睦太夫
善 六:豊竹希太夫
腰 元:豊竹咲寿太夫
腰 元:竹本小住太夫
    鶴澤寛治

廊下の段
    豊竹咲甫太夫
    竹澤團七

長局の段
    竹本千歳太夫
    豊澤富助

奥庭の段
岩 藤:豊竹始太夫
お 初:豊竹希太夫
庄 司:竹本津國太夫
忍 び:豊竹亘太夫
    野澤喜一朗

〈人形役割〉
鳥井又助:吉田玉志
多賀大領:吉田玉佳(吉田勘市 病気療養による休演のため代演)
近習山左衛門:桐竹勘次郎
女房お大:豊松清十郎
倅又吉:吉田和馬
歩きの太郎作:桐竹亀次
亭主才兵衛:吉田玉佳
谷沢求馬:吉田勘彌
庄屋治郎作:吉田簑一郎
安田庄司:吉田文昇
中老尾上:吉田和生
局岩藤:吉田玉男
鷲の善六:桐竹紋秀
腰元お仲:吉田玉勢
腰元お冬:吉田玉誉
召使お初:桐竹勘十郎
伯父弾正:吉田玉輝
忍び当馬:桐竹紋吉
奴:大ぜい
里の子:大ぜい
駕籠屋:大ぜい
腰元:大ぜい
町人:大ぜい

◇登場するかしら
鳥井又助:文七
多賀大領:孔明
近習山左衛門:検非違使
女房お大:老女方
倅又吉:男子役
歩きの太郎作:端役
亭主才兵衛:三枚目
谷沢求馬:源太
庄屋治郎作:又平
安田庄司:孔明
中老尾上:老女方
局岩藤:八汐
鷲の善六:端役
腰元お仲:娘
腰元お冬:お福
召使お初:娘
伯父弾正:口あき文七
忍び当馬:端敵

もとは『加々見山旧錦絵』という外題。歌舞伎はその六、七段目にあたる《草履打》から《奥庭》までを上演している。今回もそのつもりで行ったら、前半はまったく知らない話でビックリ!(いや、ま、後半も微妙に違うンだけどね)

作品解説によると、『旧錦絵』と同じく加賀前田藩のお家騒動を描いた奈河亀輔の歌舞伎『加々見山廓写本』を浄瑠璃化した同名作の《筑摩川》と《又助住家》を「接続させて上演する形式が、天保五年(1834)ごろから始まって今日に至ります」とのこと。ふーん。

技芸員の経歴をちゃんと確認してなくて……。《筑摩川》の御簾内は若手かな? ちょっと物足りなかった。《又助住家》になって、ようやく三業のバランスが取れた感じ。

後半はお初の勘十郎に尽きる。出てきた瞬間から、他と動きがまったく違うのよ。尾上の亡骸を抱き抱える姿といい、岩藤との立ち廻りといい、人形ってこんなにダイナミックに動くものなんだ、と改めて。

その他、津駒太夫の憎々しい岩藤、《長局》での千歳太夫の語りとそれを支える富助の三味線が、印象に残る。

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