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2017年6月25日 (日)

先週に引き続き

ヒューマントラストシネマ渋谷『嘆きの王冠 〜ホロウ・クラウン〜』を観る。ここはやはり年代順でないとね……ってことで、本日は『ヘンリー四世 Part1 & 2』。

Hollow_henry_iv

ンが、監督も脚本も違うので、『リチャード二世』からの連続性はあまり感じられず。ただ、リチャード二世の呪詛を聞いた後だと、ヘンリー四世が王位簒奪に対して深い罪の意識を抱き、贖罪のためにエルサレム遠征を考えるのも当然かな、と。

ヘンリー四世のジェレミー・アイアンズはさすがの巧さ。若手を立てて自分は脇に回っているようで、持っていくところはしっかり持っていく。

ハル王子のトム・ヒドルストンは、放蕩息子にしては、少々、落ち着き過ぎの感がなきにしもあらず。反面、最後のフォルスタッフ(サイモン・ラッセル・ビールが好演!)の拒絶は苛烈で、切り捨てる側の残酷さがよく出ていた。

そして、今回は『刑事ヴァランダー』(トム・ヒドルストンがヴァランダーの同僚刑事役で出演)や『LAW & ORDER: UK』(コルヴィル役のドミニク・ローワンが検事役で出演)を思い浮かべたり。海外のミステリドラマばかり観てるからだよな。

ちなみに、昨年の新国立劇場の舞台(感想はここここ)がハル王子の成長物語なら、本作は王冠が主役というか、まさしく王位継承の物語だった。

◎本日の読書
 『ブラックボックス』マイクル・コナリー

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