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2017年11月 3日 (金)

〜躍動〜 牧阿佐美バレヱ団 よみうり大手町ホール特別公演

2017年11月3日(金) よみうり大手町ホール
http://ambt.jp/

11:30開演なら何とかなりそう……ってことで、行ってきました〜。「わずか501席の親密な空間」だけあって、後方からでもストレスなく鑑賞。ただ、少し舞台が狭い気も。皆さん、saveして踊っていたような。

『ヴァリアシオン・プール・カトル』
[振付]三谷恭三 [音楽]ウィリアム・ウォルトン「ファサード組曲」

細野生、石田亮一、鈴木真央、田村幸弘

初っ端は男性4人よる軽快な小品。幕開けにぴったり。テクニック、音楽性、見せ方など、細野が頭ひとつ抜け出た印象。
ここの男性陣は確かに「クリーンなテクニック」だけど、総じてプロポーションが悪いような。

『飛鳥 ASUKA』第1幕より「竜剣の舞」
[振付]牧阿佐美 [音楽]片岡良和

太田朱音

全幕は観なかったので、どういう場面のどういう踊りかまったく不明。
「竜剣の舞」というだけあって、剣を片手に踊る。そこそこ長さのある剣なので、バランスを取るのがたいへんそう。

『パリの炎』よりグラン・パ・ド・ドゥ
[振付]ワシリー・ワイノーネン [音楽]ボリス・アサフィエフ

米澤真弓、濱田雄冴

舞台が狭いせいか、ふたりとも明らかに抑え気味。競い合うようにテクニックを披露していく演目なので、思う存分、踊れたらよかったね。

『ロメオとジュリエット』よりバルコニー・シーンのパ・ド・ドゥ
[振付]三谷恭三 [音楽]セルゲイ・プロコフィエフ

阿部裕恵、清瀧千晴

いくつかある先行作品のいいとこ取りをした程度で「振付」と言ってしまっていいのか?
阿部と清瀧が瑞々しく清冽な踊りで好演していただけに、何かモヤモヤ。

『動物の謝肉祭』より「白鳥」
[振付]三谷恭三 [音楽]カミーユ・サン=サーンス
[チェロ演奏]清瀧千晴

三宅里奈

先行作品にちょっと手を入れた程度で……以下、省略。
清瀧のチェロは、発表会ならともかく、本公演で披露するレベルではなかったかな。音程が不安定で、聴いてて気持ち悪かった。あれでは一緒に踊る三宅(poeticで期待以上の出来)が気の毒。

『時の彼方に ア ビアント』第2幕3場「白い部屋」
[振付]ドミニク・ウォルシュ [音楽]三枝成彰

青山季可、ラグワスレン・オトゴンニャム

青山がしっとりと落ち着いた雰囲気で、と〜っても魅力的。オトゴンニャムの安定したサポートもあり、実に、実に実に素晴らしかった!

『コンスタンチア』
[振付]ウィリアム・ダラー [音楽]フレデリック・ショパン「ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調」

コンスタンチア:織山万梨子
ショパン:菊地研
ジョルジュ・サンド:日高有梨
ソリスト:茂田絵美子、中川郁、三宅里奈、高橋万由梨

尾形結実、岡本麻由、田切眞純美、武本真利亜、塩澤奈々、風間美玖、西山珠里、光永百花
今勇也、中島哲也、坂爪智来、松田耕平、元吉優哉、米倉大陽、山際諒、近藤悠歩

ショパンの名曲を用いて、コンスタンチアに対するショパンの思いと彼の人生を重ね合わせて作られたバレエ。過去にも何度か観ている。
意外とアブストラクトな作品として楽しめるンだな、これが。

終演後に牧阿佐美への短いインタビューあり。ヒールの靴を履くと腰が落ちないとか、母(橘秋子)が残した作品を現代に相応しい形で改定したいとか、80歳半ばとは思えないほどのvitalityですわ〜。

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