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2017年12月10日 (日)

スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』

2017年12月9日(土)〜10日(日) テアトロ・ジーリオ・ショウワ
https://www.sdballet.com/

[音楽]P. I. チャイコフスキー [演出・振付]鈴木稔
[舞台美術・衣裳]ディック・バード [照明]足立恒
[マスク・小道具]ロバート・アルソップ 
[指揮]田中良和 [管弦楽]テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
[コーラス]ゆりがおか児童合唱団

クララ:渡辺恭子
王子:林田翔平

ドロッセルマイヤー:鴻巣明史
父:東秀昭
母:周防サユル
ハイディ(クララの姉):佐藤万里絵
フリッツ(クララの弟):堀貴文

スペイン人形:金子紗也
アラビア人形:宮司知英
中国人形:窪田希菜
ロシア人形:髙谷遼
フランス人形:秋山和沙
くるみ割り人形:横内国弘
ネズミの王様:大野大輔
雪:愛澤佑樹、柏知里、川島治、佐藤万里絵、友杉洋之、橋下まゆり

王様:福原大介
王妃様:小山恵美
スペイン:金子紗也、大野大輔
アラビア:酒井優、宮司知英
中国:荒蒔礼子、窪田希菜、鈴木就子、田中絵美
フランス:秋山和沙、加地暢文、前田望友紀、石川聖人
ロシア:関口啓、髙谷遼、渡辺大地
ドールズ:加藤大和、喜入依里、谷川実奈美、フルフォード佳林、松本実湖

前々から観たいと思っていて、ようやく観られた。中途半端な16時開演が、却って私には都合よく。

スターダンサーズ・バレエ団は初見。ダンサーのレベルは総じて高い。鈴木稔による振付はキレやスピード感が信条といった趣で、やや忙しない気もしたけど、面白かった! 特に雪の場面は出色。雪の衣裳もユニークで、ひたすら見入る。

世界観がしっかりしているのもいい。終始、一貫している。『くるみ』って本当にたくさんのversionがあるけど、中には完全に破綻しちゃってるのもあるからね。

クララの渡辺恭子はベテランらしい堅実さで舞台を引っ張っていく。演技も的確で、少女の成長もしっかり描いていた。
王子の林田翔平は新国立劇場バレエ団からの移籍だそうな。グラン・パ・ド・ドゥのヴァリアシオンがやや不安定だったけど、思いの外、ノーブル。
ノーブルと言えば、ドールズソリストの加藤大和もノーブルで魅力的だった。

繋がれた兵隊たちは真ん中だけダンサーで、左右は人形よね?(最初、全員ダンサーだと思ってしまった)
人形劇に登場する人形たちがダンサーと同じ衣裳だったり、クララたちが乗り込む馬車? ゴンドラ? も独特だったり、ディック・バードによる美術や衣裳が効いている。

テアトロ・ジーリオ・ショウワも初めて。こぢんまりとした劇場で、1階席は舞台との距離も近く、前後の段差もしっかりあり、ストレスなく観られた。

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