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2018年9月 9日 (日)

NODA・MAP 第22回公演『贋作 桜の森の満開の下』坂口安吾作品集より

2018年9月1日(土)〜12日(水)/11月3日(土・祝)〜25日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
https://www.nodamap.com

[作・演出]野田秀樹 [美術]堀尾幸男 [照明]服部基
[衣裳]ひびのこづえ [音楽・効果]原摩利彦 [音響]zAk
[振付]井手茂太 [美粧]柘植伊佐夫 [殺陣]渥美博

耳男:妻夫木聡
夜長姫:深津絵里
オオアマ:天海祐希
マナコ:古田新太
ハンニャ:秋山菜津子
青名人:大倉孝二
赤名人:藤井隆
エナコ:村岡希美
早寝姫:門脇麦
エンマ:池田成志
アナマロ:銀粉蝶
ヒダの王:野田秀樹

初日が開いて間もないせいか、あるいは、この後に控えているパリ公演を意識してか、台詞のテンポがかなりゆったり。野田作品特有の疾走感は感じられず。

リボンを使った見立てが印象的。舞台一面を覆う紙や布が美しく、紙の残骸や布の落ちる速度までもが計算し尽くされているかのよう。音楽が一新されていたのもよかった。

夜長姫の深津絵里。最初こそ声(特に低音)に物足りなさを感じたものの、徐々にハマっていき、終盤で見せた狂気の姫様ぶりは圧巻。
オオアマの天海祐希は宝塚歌劇団退団後、初の男役。さすがにかっちょええ〜。ただ、役の位取りなどは歌舞伎版の市川染五郎(現・松本幸四郎)に一日の長。

ってことで、昨年の八月納涼歌舞伎の感想はこちら。やはり歌舞伎向きの作品だよな、と。

考えてみると、キャストはかなりロートルっすね(笑)。パリ公演や地方公演を経て、皆さん、無事に千穐楽を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。

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