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2018年12月 9日 (日)

歌舞伎座百三十年 十二月大歌舞伎 夜の部一幕目

2018年12月2日(日)〜26日(水) 歌舞伎座
http://www.kabuki-bito.jp/

Akoya_k_makumi

玉三郎の阿古屋はチケットgetしたけど、あとのふたりは幕見で。まずは、児太郎から。かなり早く並んだものの、案の定、好みの席は取れず。そこに座った男性客が途中で寝ていて、寝るなら寄越せよー!(怒)

『壇浦兜軍記 阿古屋』

遊君阿古屋:中村児太郎
秩父庄司重忠:坂東彦三郎
榛沢六郎成清:坂東亀蔵
岩永左衛門致連:坂東玉三郎

阿古屋の児太郎。何と可憐な遊女だこと。誇りや意気地はあまり感じられず、重忠の尋問に耐えられるのか、と同時に、琴、三味線、胡弓の三曲を弾き切れるのか、観ていて心配になるくらいの儚さ。ま、でも、何とか最後までやり遂げましたよ。三曲に関して言えば、琴はそれなりに、三味線はもっと頑張りましょう、胡弓はなかなかの出来、って感じ。

岩永の玉三郎。正直、最後まで玉三郎か確信が持てなかったわ。いや、まぢで。「文楽の吉田玉男にも話を聞い」たらしく(文楽を観ていなかったら、吉田玉男って誰? 状態だったよな)、いろいろ工夫を凝らしている。眉を動かしたり、瞼に目を描いたり(遠くてよく見えなかったンだけど、たぶん)、黄色い足袋の両足を浮かせたり。ただ、ちょっとやり過ぎというか、自分が教えた若手に付き合う、って範疇を軽く超えていて、悪目立ちしている気がしないでもない。

彦三郎が声の良さと台詞の明瞭さで重忠を好演。

幕切れ。小学校低学年と思しき男児が「なりこまや〜」。最後にすべてを持っていってしまった(笑)。いい大向こうになるンだよ。

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