« にゃん、にゃん、にゃん | トップページ | マニュエル・ルグリ スターズ・イン・ブルー バレエ&ミュージック »

2019年2月23日 (土)

Noism1実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』

2019年2月21日(木)~24日(日) 吉祥寺シアター
https://noism.jp/

無料配布のプログラムでも言及されていたNoismの継続問題。私にもできることとして、official web siteの「活動支援」ページをリンクしておきます。
https://noism.jp/support/

実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』

[演出振付・空間・照明]金森穣
[音楽]cyclo.(ryoji ikeda+carsten nicolai)《id》《.》より
[衣裳ペイント]RATTA RATTARR

池ヶ谷奏、浅海侑加、チャン・シャンユー、ジョフォア・ポプラヴスキー、井本星那、林田海里、カイ・トミオカ、チャーリー・リャン、西岡ひなの、鳥羽絢美、西澤真耶
井関佐和子

箱を思わせる舞台装置が秀逸。上下左右を壁に囲まれ、ダンサーがどうやって出入りするのかと思いきや、そうきたか! との驚き。目の前で繰り広げられる様々な実験(金森曰く、「Noismメソッドのバージョン・アップを図る」)を、窓越しに、あるいは、モニター越しに眺めているような不思議な感覚。いや、面白かった!

ただ、仕事柄(音楽制作の仕事をしてます)、スピーカーから雑音が聴こえると、「オペレーターさん、ノイズ入ってます」とか「ちょっとハウってません?」とか言いたくなってしまう性なので、noise music(electronic music?)はちと厳しかったです。

ワタクシ的には、Noismダンサーの性差を感じさせない身体が好きだったンだけど、新シーズンからはメンバーがかなり国際化され、variety豊かな身体になっている。ジョフォア・ポプラヴスキーと井関佐和子のパ・ド・ドゥ(大柄なポプラヴスキーにリフトされた井関が壁や天井を歩くような)なんて、ポプラヴスキーの身体あってこそ、だよな。

若いメンバーが多い中、池ヶ谷奏が一日の長。

『鏡の中の鏡』

[演出振付・空間・照明]金森穣
[音楽]D. コープ『Classical Music Composed By Computer: Experiments in Musical Intelligence』より《Horizons》《Sonata After Beethoven II》

井関佐和子、金森穣

装置はそのまま、壁の一部だけを鏡に。金森穣のソロで始まり、井関佐和子のソロとなり、いつしか金森と井関のパ・ド・ドゥ──最初は触れ合わず、やがて触れ合いながら──となる。ンが、ふたりの視線は、決して、交わらない。

人間の二面性を表しているようでもあり、別の時空に存在するふたりを表しているようでもあり。とてもロマンティックな作品で、深い余韻も含めて、私にはこちらの方が印象に残った。

|

« にゃん、にゃん、にゃん | トップページ | マニュエル・ルグリ スターズ・イン・ブルー バレエ&ミュージック »

2019年鑑賞記録」カテゴリの記事