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2019年7月 9日 (火)

松尾スズキプロデュース 東京成人演劇部 vol.1『命、ギガ長ス』

2019年7月4日(木)〜21日(日) ザ・スズナリ
http://matsuo-suzuki.com/

[作・演出]松尾スズキ
[舞台監督]高橋大輔 [舞台美術]松尾スズキ [照明]佐藤啓
[照明操作]溝口由利子 [音響]佐藤こうじ(Sugar Sound)
[効果音]吹越満 [衣裳]戸田京子 [ヘアメイク]大和田一美(APREA)
[プロデュース]松尾スズキ

エイコ(認知症気味の母)、アサダ(ドキュメンタリー作家志望の女):安藤玉恵
オサム(ニートの息子)、キシ(アサダの師)、エイコの母:松尾スズキ

松尾スズキが「演劇を再び、楽しみたい」という思いで旗揚げした《東京成人演劇部》。そのvol.1は安藤玉恵との二人芝居。

80代で軽い認知症を患う母エイコと50代でアル中のニート息子オサムの親子を、ドキュメンタリー作家志望の女子大生アサダが取材している。彼女は指導教官のキシと不倫関係にあるらしく……。

「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支える、所謂、「8050問題」を扱っているが、現代のSNSに象徴される病理──見る⇔見られるの関係性とか承認欲求とか──も描いている。

いやいやいやいや、安藤玉恵、巧いっすね〜。松尾スズキとほぼ互角に渡り合っていて、驚きましたです。はい。特に、老婆の仕草が秀逸で、「やるやる、年寄りはやるよ」と、首肯すること度々。

吹越満の声による効果音が3人目の出演者のようでもあり。

とりあえず、vol.2、3、4……と続いていくことを、切に願っておりまする。

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